詩集 騒音譜

作者 湿原工房

すべてのエピソードへの応援コメント

  • あなたになりたいへのコメント

    詩ではなるべく主語を省くことで流れを阻害しないようにしていますが、あなた、と、わたし、の関係性をテーマにしてさらに飽和させることで言葉の意味と読み手の意識を揺さぶる。そんな風に読ませて頂きました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    『憧憬』のほうでは伝えたい内容がメインなのに対しこちらは、音韻や音数につられて言葉の湧くまま書き付けていて、これなんかも、もとは憧憬のほうに入れようと書いていたのが、音と音数に舵を盗られて、こちらに入れることとなりました。

    “あなた”の指す人物がくるくる回って書いていて楽しかったです。

    2018年5月15日 09:32

  • 雨のうたへのコメント

    最後に雨粒が降り注いで行くようでした。情景と雨粒が目に浮かぶ詩です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    じつはこれ、はじめ憧憬のほうで書いていたんですが、方向性が変わったのでこちらに移しました。

    しずくが滴る様は各文字のポジション決めが難しかったです。視線がチラチラゆれるよう無作為な配置をうまく構成できていたでしょうか。

    2018年5月9日 11:32

  • ふるさとにのせてへのコメント

    一行目の気だるさ感に対して、二行目の『古文並につらい読み仮名』に思わず膝を叩きました。
    確かにその通りです。
    そして三行目で艶にハッとする。

    ラストへの収束の仕方、タイトルの付け方、湿原さんの感性が光っていると思います。

    作者からの返信

    これにまさかコメントいただけるとは!笑
    書いた人間より遥かに読み込んでくださる、とても貴重な読者さまです。

    いつもコメントありがとうございます。

    2018年5月4日 21:37

  • またたきへのコメント

    凄いリズムの応酬。
    言葉の洪水のような、言葉が滝となって叩きつけてくるというか。
    ぐわっと迫ってきた勢いが常闇に収束するのは、見事です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    こういうのは瞬発力ですね。なにか書こうとしてでなく、書くうちに情景が音に導かれてやってくる感じ。読んでいただいたときに速度があるとしたら、そういった書き方に由来しているのでしょう。

    途中、月を入れようと思いついたのですが、書く速度に乗り遅れて、書き忘れていました。

    2018年5月4日 19:51 編集済

  • 廃路へのコメント

    言葉の響きや流れがやはり、綺麗ですね。シュルレアリスムの作品のようでもあり……
    廃路、とくに好きです。

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます。

    言葉遊びの原体験が駄洒落なんですよね。だから語韻には敏感なのかなと思います。逆に意味の方が失われ勝ちなので、そのへんの補正を書きながら意識してはいるんですが、なかなかヨシとはなりません。

    蜂飼耳の詩を読んだことがあるでしょうか。彼女の詩は音と意味の繋がりが絶妙だと感じます。

    2018年4月11日 13:43

  • 夜更へのコメント

    「書か――!」以降の、たたみかけるような律動から、だんだん言葉が間引かれていくさまがより一層妖しいイメージを際立たせており、とても興味深く読ませていただきました。

    「詩心死してシテあらわれて」も、こころにくい語感です。

    作者からの返信

    理柚さま

    コメントありがとうございます。本当に、ひとからいただく言葉は有難いものばかりです。なにしろ書いている本人より、書かれた言葉を読み込んでくれるのですから。

    この『騒音譜』はほぼほぼ語感だけを手がかりに場当たりに、手当たり次第言葉をぶちまける自己満足の場なので、公開することに一抹ならない不安がありますが、それゆえにいただいたコメントから、書いた本人のほうが、そんな効果があったのか! と気づかされる始末(笑) 勢い的には吉増剛造という詩人の初期をイメージしているときがあります。書か――! なんかがそれです。

    2018年3月20日 02:38

  • 港町の音楽へのコメント

    はじめの街路にも戻れず、
    これが戻れない永続性の無さを普遍に語って言葉がここに落ちてくるようです。

    作者からの返信

    帆場蔵人さま

    コメントありがとうございます。ここに投稿している詩は、予め目標とする風景がなく、頭に浮かんだ言葉から、次の言葉を呼び出しているんですが、こなれた文脈というか、半自動的に出てくる風景っていうのがあるんですが、それに従わず、踏み留まって転轍機を切り替えるように自分で予想できないほうに言葉を切り返しています。
    たぶんそうした書き方が永続性の無さを印象させているのかもしれません。
    “言葉がここに落ちてくる”というのは嬉しい表現です。予定調和にならない風景をこれからも探していきたいと思います。

    2018年3月12日 08:52

  • ダダってなんだよダダってへのコメント

    言葉が交差し倒錯して言葉の意味が不定形になっていく。読み上げると奇妙な
    楽しさがありますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    こちらの詩集では何も考えずその場の思いつきで言葉を繋げていて、ほとんど音しかありません(苦笑)。この詩について作った本人は、音で繋げてたのに、母から苺に繋げたところが自分でもちょっと予想外で気に入ってます。

    2018年2月27日 14:33

  • ダダってなんだよダダってへのコメント

    素晴らしい。

    純粋な言葉の美しさに魅了される詩を久しぶりに読ませていただきました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    まさかこの作品にコメントをいただけるとはと驚いております。その上「純粋な言葉の美しさ」との形容までいただけるなどと夢にさえ。なにしろ自分にはもがきとしてだけこの詩集はあるもので。人目にさらすことに一抹ならない不安ばかりで。

    でも勢いで書いてもみるものだと思わせてもらえました。

    2017年8月22日 01:22