最終話 私の恋

そんな私もやっと感じる 恋。


それを気が付かせてくれたのは彼だった



毎日会えると、1日の気分がhappyに

声をかけてくれるだけで、心が踊り

たわいのない会話で、顔が熱くなり

あなたのことを、眼で追ってしまう


どんなに遠くにいてもあなたに気付け

あなたが見えないと周りを見渡し

会えなかった日の寂しさは、計り知れない


知らぬ間に、あなたが中心で回っている

あなたの世界に取り込まれたように

あなたの世界で生きたいと思う


こんな気持ちは初めてだった。


人の恋の始まりなんて、その人それぞれ

今まで周りに合わせていただけで

何も知らなかった。


バカにしていた音楽も、私の心を落ち着かせ

憧れるだけの映画や漫画の世界を夢見

周りの恋愛に優しくなれる気がした



世界が一変したのだった



恋のあり方は人それぞれ

遅いも早いもあるものでもない



大切な人に出逢ったとき

それが私の恋の始まり



私は初めて恋をした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私は初めて恋をした。 @mycarrot

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ