第7話 往昔の夢(2)

 楸と綺姫は互いに固く手を繋いだまま、二股の岐路に立っていた。

「それで、次はどっちに行く?」

「うーん……。楸はどっちだと思う?」

「んー……」

 辺りを見渡す。緑の茂った木々、湿った土、霧、そして時折、遠くに木霊する鳥の鳴き声。飽くほど見た雑木の森は、目印になるような大木もない。

「わかんねぇ。目印とか道しるべはねぇのかよ」

「あったらもう辿り着いてるわ」

「そーだけど、皆だって何の目印もなしに行けるとは思えねぇんだもん!」

「一理あるわね……」

 二人は頭を抱えた。道標は麓の村人などにはまず分からぬ形をしているはずだ、とは思い当たるのだが、何がそれを担っているのかはまでは思い至らない。それどころか、二人は互いに口には出さぬが、もはやここが里から幾ら離れているかも分からなければ、里の者が方向ナシの森と呼んでいる森の中にいるのか、はたまた森を抜け、見知らぬ山を歩いているのかさえ分からなかった。

「で、でも、それを見つけるのも忍びの修行じゃないかしらっ!」

 綺姫は不安を拭うように独りでに右の分かれ道へ折れる。根拠はない。しかし、結局はどちらかの道を選んで進まずには居られない。

「おい、綺姫! 待てよ」

 手を離し、ずんずんと森の中を突き進む綺姫を、楸は戸惑いながら追う。

 ふいに前方の茂みから梢の擦りあう音がした。物音に二人はぴたりと足を止める。風か獣か、それとも――。

 楸は綺姫との距離を徐々に詰める。もしも熊やイノシシであったらば、二人では仕留め損ねる可能性の方が高い。それどころか、下手をすれば命を取られかねぬ。

(たぬきかねずみか、何でもいいから害のない動物でありますように!)

 祈りつつ、彼は腰に佩いた刀の柄頭をぎゅっと握り締めていた。

「ひ、楸……」

「しっ! 静かに」

 楸はたんぽ槍にしがみつく綺姫を片手で庇い、脇の茂みに身を低くする。耳をそばだてると、物音は次第にこちらへ近づいて来ている。もはや風ではないことは確かだった。次いで漏れ聞こえる吐息と獣にしては重い足音で、二人のならば獣であれという願いも空しく、物音の正体が人であることを悟る。

(しまったな)

 右手に握った抜き身の刀を楸は下段に構える。深い霧が居場所を隠してくれたが、いつでも斬りかかれる心積もりをしておかねばならなかった。足音が近づくにつれ、鼓動が早鐘を打つ。彼の勘があれは下界の――風刻の里以外の人間だと告げていた。それも、足音から推測するに、ただびとではなく、武に通ずる者。

(まさか、忍び……)

 楸は固唾を飲んだ。彼らはまだ実戦経験がない。実戦を想定した修練こそ積んだものの、忍びはまず第一に遁走を主とする。故に無暗に仕掛ける賊のような行為は慎むべきとされている。まだ修行中の身として、実戦ががいかに難しく、体力と知力と気力を消耗するものか計り知れなかった。

 何とか綺姫だけでも逃がしてやりたいが、霧深く道標のない森の中で一人にするのは返って危険だ。

「綺姫」

「な、何?」

「あいつが近くに来たら俺が出て行くから、お前はここで待ってろよ」

 綺姫の耳元で楸が囁く。彼は半歩足を盗んで腰を浮かせた。足音はもう間近まで迫っている。

(相手が俺たちの前を半歩通り過ぎたところで後ろから攻める。そうしたら、勝ち目が少ないとしても、ちょっとは有利、だよな……?)

 後のせんだ。楸はそう自身に言い聞かせ、足音に精神を集中させる。そして、浅く息を吐いて数を数えた。

(三……、二……、一……)

「でやぁっ!」

 茂みから躍り出ると、一文字に刀を薙ぐ。やや硬い感触がたなどころに響き、刀の切先が相手を斬ったことを伝える。楸はそのまま八相に構え直し、再び斬りかかろうとしたところで、しかし怯んでしまった。霧の中から姿を現した男と目が合った。

「餓鬼、風刻者か?」

 男は破れた着物の下から繋ぎ合わせた木の板を取り出して捨てる。板には横に薙いだ刀傷が薄らとついている。身体は――無傷だ。

「丁度良い。書の在り処を吐いてもらおうか。さもなくば斬る」

 男は刀を抜き、上段に構える。楸には、男のたったの一挙動が、人としての本性を巨大で獰猛な大熊のように変えたよう思えた。

「さあ、書の在り処を吐け! お前たちが社に祀っていることは知っているんだぞ」

「し、知らねぇよ! 書ってなんだよ! 社だって知らないよ!」

 がっしりと柄を握ってはならぬ、さもなくば身体の延長のように自由に扱えぬ、と教わったはずなのに、楸は手も足も強張って力が抜けない。その間にも男はじりと間合を詰め、打突の機を狙っている。

「知らぬはずはないだろう。風刻者が弥勒の書を狙っていると我らが知らぬとでも?」

「しつこいって! 知らないものは知らないんだよ!」

 楸は余剰な力の抜けきらぬままに袈裟に斬る。しかし、正面からの斬撃はいとも簡単に避けられてしまう。次いで強張った腕を持ち上げ、足を引き付けて男の傍から飛び退く。これだけの簡単な動作が今の楸には途方もなく困難だった。

(まずい!)

 体勢を整えた時には男は怒号を放っていた。とんぼに構えた大刀が靄の中で鈍い光を発して翻り、楸の頭上に振り下ろされる。両断される――と思った瞬間、目の前から刀身が消えた。

「?!」

 代わりに、長いたんぽ槍が楸と敵の両者を隔てるよう、中空で静止している。

(……綺姫?!)

「余所見をするな馬鹿者」

 茂みに目をやろうとするのを諌められると同時に、中空の石突が動く。石突はひゅんと宙を斬って旋廻し、男の向脛を払うと、すかさずかすみ(※こめかみ)を打撃した。怯んだところで、柄を返し、更に畳み掛けるようにして烏兎うと(※眉間)を打ち、また突く。男は業を繰り出す間もなく、気絶してその場に倒れた。

 楸は呆気にとられながら顎中けいちゅう(※首の裏)に追い打ちをかけられている男を見る。恐ろしい敵が地面に伏したまま暫くは起き上がりそうもないことを悟ると、楸の強張った手足の指の一本一本は漸く呼吸をして、固い束縛から解かれようとしていた。

 一体綺姫の中にはどんな戦いの能力が秘められているのか。顔を上げると、そこには見慣れた臙脂の着物姿があった。

「おーちゃん……」

 乱れた紅梅色の首巻を整えた朧は、茂みより顔を出した綺姫に槍を返し、腰の巾着から一条の縄を出す。

「お前もぼさっとしてないで手伝わんか」

「あ、うん……」

 表情は石のように固い。楸は禁忌を犯した罪の意識から、朧に話しかけることが出来なかった。ただ、言われるがまま、学んだとおりに捕縛の縄を固く結ぶ。今度こそ間違えぬようと念を入れて結び目の強度を確かめる。

 男を縛り上げた朧が縄を引き摺り始めると、楸と綺姫は沈黙したまま彼女の後を追った。やや経って、朧は

「この男が目を覚ましたらもう一度気絶させよ、良いな」

 とだけ命じた。

 二人は一言も叱らぬ朧を居心地悪く感じながら頷く。どうか森を抜けるまでこの男が目を覚まさぬよう祈らずには居られなかった。

 森の様相と同じく一行は始終沈黙を保っていた。だが、森を抜ける直前に綺姫が堪え切れず口を開く。

「朧」

「何じゃ」

 沈むような声音は決して言い付けを破ったことを許したわけではないと読み取れた。

 朧は、楸とともに居る時の綺姫を姫君扱いしない。礼を説く者であるにも関わらず、酷く礼に欠いている。

 だが、綺姫は無作法を容赦する。朧は彼女が姫君故に強いられた純然たる世界――即ち無知の世界――の閉ざされた箱の蓋に隙間を作る数少ない人間の一人だ。

 朧は嫌いだ。しかし、まやかしではない答えを導くには彼女を利用するしかない。

「森には本当に社があるの……?」

「知ってどうするんじゃ。また行くのか」

 綺姫は一瞬言葉に詰まったが、かぶりを振る。

「いいえ、もう行かないわ。子どもだけでは。でも、晴れの日に社を見つけられたら、里に祖霊が戻ってくるって……、お母様が、戻ってくるって……、そう、聞いたから……」

 声が上ずっていた。悔しくて、惨めで、それでいて悲しい。こみ上げる感情を、唇を噛み締めることで抑え付けている。何せ彼女の母は彼女がたった三つの時に死去している。恋しくないはずがなかった。楸が彼女の心境を察してそっと手を取ると、ぎゅっと強い力が返って来た。

「社は――ある」

 朧の言葉に綺姫は瞳を強く輝かせた。

「じゃが、お主が思っているようなものではない。あれは先の戦の後に作られた慰霊の社じゃ。あそこは里の鬼門にあたる。じゃから、亡くなられた先達の方々に里の守りをお願いしておる。そういう場所じゃ」

「それじゃあ言い伝えは?」

「誤って伝わったんじゃろ。迷信なんかによくあることじゃ」

「そう……」

 希望が打ち砕かれ、綺姫は寂しげに呟く。

桜雲おういん様が恋しいか?」

 彼女は答えなかった。

「お母上様は想って貰えてさぞ嬉しいじゃろうが、それは紫雲様と疾風では役不足ということではなかろう。亡くなった者の供養も大切じゃがな、今を生きている者とどう生きるかのほうがもっと大切なのではないか? お主が分からんはずはないじゃろ」

 家族四人が再び揃うことはもうない。どんなに縋ろうとも亡き者は既にあの世へ赴いている。それでもただ、綺姫は愛する者にもう一度会いたかったのだ。

 朧は綺姫の顔を覗き込みはしなかった。彼女にしてみれば幸いだった。一体己が如何なる顔をしているのか。きっと泥にまみれたような情けない顔に違いなかった。

 綺姫は朧が楸や兄と親しいことに嫉妬しているだけでなく、こういった年の割に達観したところも腹立たしい。その相手に曲がり間違っても弱みを見せたくはない。だけれども、今だけは素直になるべきだった。

「ごめんなさい……」

 言ってしまえば、どこか心が温まる気がした。きっと楸と手を繋いでいるせいだ。綺姫はそう思ってより強く彼の手を握りしめた。


 方向ナシの森の入り口に張ったカンジョウ縄の下に、三人の里の衆が立っていた。更也と疾風、それに八人衆の一人である東雲しののめだ。更也の知らせに拠るものだ。三人の姿を認めると、綺姫は真っ先に兄である疾風の元に駆け寄った。

「兄様……!」

 その場に槍を投げ捨てて、彼女はぎゅっと疾風の袴に抱きつく。

「綺、無事で何よりだ」

 疾風は、耳元で謝罪の言葉を呟いた妹の癖のある髪を撫でる。小さい肩に張りつめていたが緊張を紐解き、小刻みに震える。

「いやー、二人とも無事で良かったね」

 年長者の東雲が進み出て、優雅な見目に似合わぬ所作で朧の連れていた雷神の宮の男をひょいと担ぐ。

「それと朧はご苦労さん。で、他は変わりない?」

「はい。ただ気になることがひとつ」

「何だい?」

 朧は東雲の傍まで来ると、耳を拝借したいと願い出る。疾風と更也に聞かせて良い話か判断しかねたのだ。

「この者、鎮守の社に“書”が隠してあると思って二人を襲ったようです」

「“書”?」

 東雲は最初こそ驚いたが、次第に怪訝そうに秀眉を曇らす。

「ええ。わしには分からぬことですが、八人衆の皆様には伝えておくべきかと思いまして」

「うむ……」

 東雲は暫時思案する。表情から彼が書に関して知ってか知らぬかは読み取れない。一言他の八人衆には評定の際に必ず伝える旨を告げ、この件について口外せぬよう重々忠告すると、更也を連れ立って藤間屋敷へ向かった。

「妹が迷惑をかけたな。綺は大丈夫のようだが、二人は怪我はないかい」

 漸く落ち着きを取り戻した綺姫の肩を抱いて、疾風が朧と楸の二人を案じた。

「ああ、この通り無傷じゃ」

 朧が力瘤を作る。今や厳しい面容は氷解し、常に見せる朗らかさを湛えている。

「そうか。無事で幸いだ」

「まあな。一人を相手するくらい大したことはない。幽霊に怯えておった囮もおったことじゃしな」

 そこで、大人たちの会話を見守っていた楸が、自身のことを言われていると気付いて反論の声を上げる。

「お、俺ぇ? ち、違うって! 幽霊なんて怖くないって!」

「全くこの馬鹿者が! あれだけ踏み入れてはならぬと言っておった森に入るとはどういう了見じゃ」

「うっ……」

 朧に頬を捻られて楸は閉口した。それを目をほんのりと桃色に染めた綺姫が止める。

「朧! それは私が無理に連れて行ったのよ。楸を責めないで!」

「そ、そうだって!」

「お前綺姫に庇ってもらおうという魂胆か! 情けなや、反省せいっ」

「い、いて……!」

「朧、それまででいいんじゃないか。二人はとうに反省しているはずだ」

 疾風が声をかけても、綺姫が腕を掴んでも、朧は制止しない。

「お主は甘いんじゃ疾風。綺姫に誘われようがなぁ、あの森へ行くと決めたのは楸じゃ! いいか、楸、お前は危うく雷神の宮の忍びに殺されるところじゃったんじゃぞ!」

「ごめんなさいっ!」

「痛みを知れるのも生きておるからこそと思え!」

 楸が謝罪を口にして、朧はやっと彼の頬から手を離した。楸の白い肌に赤い跡が残り、熟れた桃のようになっている。楸がしょんぼりと頬を摩っていると、ふいに全身があたたかく包まれた。

「この、心配かけよって。無事で良かったぞ」

 朧が己を包んだ感触は柔らかく、とても心地良い。叱られても、捻られても、この場所はずっとあたたかい。

 ――帰って来られて本当に良かった。

 楸は朧の腕の力を感じながら、心の底から安堵した。

「おーちゃん……。言いつけ破ってごめんなさい」

 楸も朧の背中に手を回す。彼女はそれに応えて彼の髪を一撫でする。彼女がどんな気持ちであったかも分からないではないのだ。

「綺、君はちゃんと朧に礼を言ったかい」

「……ありがとう、朧。あなたのお陰で助かりました」

 疾風に促され、綺姫が不満げな表情で礼を述べた。

「だから今だけ楸を譲ってあげるわ」

 礼を述べるべきと分かっていても、少女にとって楸への想いは絶対だった。つんと二人から視線を外し、再び兄に抱きつく。朧へのささやかな反抗のつもりだった。

「さて、落ち着いたならば少し森へ入るか」

 へばりついた綺姫を片腕で抱きかかえて、疾風はカンジョウ縄をくぐる。

「お主正気か」

 朧が非難めいた声を上げる。

「二度と同じことが起きぬようにせねばならないからな。楸も来なさい」

 楸はきょとんとしながらも、疾風の手招きに応じる。

 疾風が案内したのは石塔を抜けて少しばかり行ったところだった。霧靄もまだ少ない森の入り口だ。

「あそこを見なさい」

 指の先には三叉路を形作っている茂みがある。

「一箇所だけ榊が植えてあるだろう。あれをよく覚えておきなさい。全ての分かれ道には榊か竹が植樹してある。それを辿れば鎮守の社に着く。だが、子どもだけでは来ないように。分かったね」

「はい、兄様」

「うん」

 危険な目に遭った後の二人は素直に頷く。まさか雑木の中に目印となる木を隠しているとは思いも寄らなかった。

「良いのか。勝手なことしてわしは知らんぞ」

 十五にならねば社への道を教えてはならぬ村の決まりを疾風は覆した。

「懲罰を受けるのならばそれでも良い。二人がまた森で迷うよりずっと良いだろう」

 踵を返す疾風の背中を、朧はむっとしながら見つめていた。

「誰がお主を罰せるという」

「私は一介の中忍に過ぎない。八人衆でも長でも簡単に処罰出来るさ」

 彼の言う通りであった。しかし、現実は誰も彼を罰することはない。彼は単にそこにつけ込んだに過ぎなかった。

 その日の見廻りは、昼の急な事件を受けて増員された。朧は雷神の宮の忍びを生け捕りした恩賞もなく、子どもの監督不行届、殊に綺姫を危険に遭わせた罰として、却って見廻り番の当番を増やされることになった。それでも東雲や疾風、それに綺姫の口利きによって罰が軽減されていることは明らかだ。

 方向ナシの森での件を口外無用とする正式の達しが内々に届いた。それは今後、楸と朧の命運を別つ切欠に過ぎなかった。




 縄で繋がれた男が水浸しのまま、気を失っている。縄が食い込んだ部分はうっ血し、肩には無数の笞の痕が走っていた。

「口を、割らぬか……」

 様子を窺いに訪れた八人衆の頭・玉秀斎が、男を見て嘆息した。先に居た道順が頷き、

「埒が明きませぬからな。釣責にかけようとしておるところです」

 と泰光が嬉々とした表情で笞をしならせていた。

 三人は泰光の瓦屋敷にいた。藤間屋敷に一旦は捕縛された雷神の宮の男を拷問にかけるために移送したのだ。藤間屋敷にも勿論拷問部屋はあるのだが、神を祀ることも兼ねた屋敷で穢れを生むのは良くないと、泰光が引き受けたのだった。

「東雲から“書”を求めていたようだ、と聞いております。雷神の宮はまたあの過ちを犯そうとしているのでしょうか」

 道順が男を見ながら玉秀斎に訊ねた。

「分からぬ。雷神の宮の常盤ときわ殿は賢君であられると聞いた。戦を起こすとは考えにくいが」

「ふん、雷神の宮の犬どもなど信用に値せん! 全て射殺してやるわ!」

 泰光が鼻息を荒げて気絶している男を打つ。玉秀斎の制止も聞かず、泰光はどうせ死ぬ運命にある、と奥歯を噛み締めて笞を繰り出す。

「“書”……。“弥勒の書”。まだ九年。あの戦から九年しか経っておらぬ」

 道順の瞼の裏に一人の男が甦って来た。長い黒髪の柳のような体をした男。

(この里が戦場になることは避けねばならん。そして新たな犠牲を生むことも)

 脳裏に焼きついた惨劇を反芻する目の前で、ひゅんと笞が軽快に音を鳴らした。

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