怖く、儚く、面白い。
- ★★★ Excellent!!!
赤ちゃんのお化けにも、子どもを亡くした母のお化けにも、同情できる箇所があります。
誰が悪いのか。
元を辿っていっても、結局自分の指を掴んで「あれれ?」と思ってしまう。
掴み所のない恐怖だからこそ、余計に怖い。
でも、この物語には、恐怖だけではない、儚さもあります。
友達の作れない赤ちゃんお化け。子どもを亡くした母のお化け。
誰が悪いのかなど、答えなどないのに、悪者を用意しないと耐えられない苦痛。
面白い物語をありがとうございます。
にぎた