わけありご飯、お届けします。

作者 美鶏 あお

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★★★ Excellent!!!

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巷には一人暮らしの男の部屋に美少女が転がり込む話はいくつもあれど、ランニング一枚のおっさんが転がり込む話はそうないでしょう。
そんなおっさんと主人公が紡ぎ出す心温まる小品です。
秀逸に描写された料理が、とても美味しそうで食欲が刺激されました。
きっと人間の舌というのは、食べ物の味だけを記憶するのではないのでしょうね。

ご馳走様でした。

★★★ Excellent!!!

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舞台はきっと現代に違いないと思う。だが繰り広げられるドラマはどこか夕焼け小焼けで日が暮れて豆腐屋のラッパがぴーぷー鳴る、緩やかで趣深い昭和を思い起こさせる人情味に溢れている。
少し笑えて、最後はホロリ。
絶妙に調理されたこの心地よい一杯を、あなたも味わってみてはいかがだろうか。
しかし個人的には、登場するおっさんが別場所で活躍する続編が読みたい。

★★★ Excellent!!!

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宅配と偽ったおっさんの訪問に初めは主人公と共に戸惑いますが、ユーモラスな文章と展開が気持ちよく、思わず主人公と共に歩む――物語の下僕となりはて、その行方を追ってしまいました。

そんな魅力がある作品。
一話で読め、なんか最後は良い気分に浸れます。
コメントにも書きましたが、おっさんのあの言葉がこの物語をあたたかく包み、おっさんの役割やこの物語のテーマを象徴しているような気がしました。

星3つ、おすすめです。