作者の「長い経緯」を読んでから、軽いノリで本作品に移動。
へぇと思ったのが、執筆経験が薄いとの告白。「長い経緯」を読んでても、そんな感じは無かったな。良い意味で自由奔放さは感じたけど。
システムエンジニアっぽい職業で、ロジック立てた理系脳、理屈を大事にする人物だな、とは感じた。それは本作品での自己分析を読むに連れ、私の印象が的外れではなかったと知る。
そんな作者の指南書が本作品です。
この作品にはアマ作家としての心構えやカクヨム攻略法が書かれてます。作者はWEB小説にも進出したそうで、金を稼ぐプロ作家としての分析や意見も中盤から加わります。
文章の書き方とかの指南書は幾つか読みましたが、それはそれで勉強になったけど、こんな指南書も重宝します。
まぁ、私はアマ作家として、好きな路線を深掘りしようと考えてますが、他人の意見を拝聴する事も好きです。
不定期ながら連載は続きそうなので、フォローを外さずにいます。
著者は『~気がついたこと』という備忘録のような書き方をしているが、ほかのレビューがいうように、その気づきや考察は誰かの教科書だったり処方箋になっている。
「アナリスティックってなんぞ?」「最終話だけちょっと閲覧数多いのは何?」「タイトル長すぎる作品多くね?」とカクヨムに登録して1年以上経つ私もたくさんの疑問があるものの、解決できずにいた。
それらの疑問をほかの作品も手がける『書き手』の視点で説明/考察している同作品は、ただのアーカイブというだけでなく、どこか勇気をくれるものだった。
お恥ずかしながら私もカクヨムで閲覧数を伸ばしたく、Google先生に安直に聞いてみた。
『カクヨムで 読まれる には』
すると、カクヨムに執筆された同作品が検索されて大いに心の助けになったことは、たいへんありがたいことだ。
最近になってカクヨムに使用が可能になったグーグルアナリティクスだが、実際に使うとどのような感じになるのか、ということを紹介してくれるエッセイ・創作日記。
使った感想や、そこから読み取れる読者の動き、さらにそれを意識した閲覧数上昇する方法などを作者なりの解釈でまとめている。
また、おすすめ作品ピックアップ基準の考察や、ニコニコで広告されるとどういうことが起きるのか、ということも。
個人的にアナリティクスについては「どんなのだろう?」と興味があったので参考になった。
グーグルアナリティクスに興味がある方は、読んでみてはどうだろうか。また、作者なりのカクヨム創作論も参考になるかもしれない。