目の前に二人がいました。

今、私の目の前で、ちかちゃんと一臣君がいるようでした。
リアリティがあり、描写力もあり、さらに文章がとてもやわらかく、きれいな文章でするっと体に入りこんでくるようです。

ストーリーとしては切ないお話ですが、卵焼きのシーンが美味しそうで
最後は、なんだか優しくほっこりとなれる不思議なお話です。

りよさんの作品はいつも不思議な魅力とリアリティのある繊細な描写、そして独特の個性のありつつも、きれいな文章が魅力です。
これからもすてきな作品を待っています。