十七音のきらめく言葉 尽きぬ詩

瑞々しいキュートな感性でうたわれる俳句と、そこに影絵のように寄り添う散文の楽しさ。

伝統的な定型詩を選びながら、詠われる内容は今この時であり、十七音で切り取られる映像はわたしたちの見慣れた景色であることに驚かされます。

定型で表現する難しさや細やかな季節感の深さを越えたところにある、この時代の俳句(と短歌)の可能性にぞくぞくする作品です。

俳句や詩に限らず、言葉で表現する楽しさを感じました。

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