俳句と、その句に込められた想いと、元にした短編が見られる文集。一話に二つの得、時折は三つの得という構成。洗練された、心の形ですな。
どもー、アクションとラブコメを中心に書いてる阪木さんだよ。 昔は、小説書き仲間に「ラブコメの伝道師」だとか、「中身に147cmの女の子がいる」だとか、「CVが…
現代的な情景、心情を昔ながらの定型で表す面白さ。詩はどこにでも転がってるんだとあらためて思いました。十七文字の短い詩句から、楽しかったり切なかったりささやかな幸せだったり、そんな身近な物語が流れ出…続きを読む
本作は作者の考えた俳句や川柳、和歌などを解説とともに紹介する作品です。各種の賞に応募し、ときに入選もしているようでして、その意図や工夫、背景、心情なども詳しく綴られており、とても趣深く感じられます。
これまで私は、俳句に触れる機会に恵まれておらず、俳句の世界はわからないことだらけなのですが……だからこその新鮮さを、拝読させて頂きながら感じました。短編・長編共に小説が長い映像だとしたら、俳…続きを読む
ありふれた自然、当たり前の季節の上を、人は歩いているんだなぁ。 そんな想いが漂う作品でした。
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