10年前、突如現代の日本に現れた妖魔たち。椚(クヌギ)は、普段は大学に通う学生ですが、裏では"闘仙"の名を冠する仙人として、人に害成す妖魔と戦いを繰り広げているのいるのでした!物語に頻繁に登場する新宿には多くの妖魔が住み着いており、独自の生活圏を築いています。そんな非日常が混在するようになった日本が丁寧に描かれているところが見所です!
ヒトと妖魔が時にはうまく付き合い、時には対立する混沌とした現代の日本。ヒトと妖魔が交わるトコロに立つ主人公は、ヒトに害をなす妖魔を討伐する役を担っている。大学生である主人公のもとへまたもや妖魔退…続きを読む
「魔界都市新宿」とか好物だった私にはたまらない話です。妖魔と人間が生きる街で起こる事件を独特の世界観で描いています。独自のオカルトに対する設定による雰囲気作りはすばらしい。特にプロローグの文体…続きを読む
作者の前作「人虎探偵 相賀赫真」は人に交じってワータイガーの暮らす世界を舞台とした探偵ハードボイルド小説でしたが、今作はよりハードに、そしてよりスリリングな世界観の伝奇サスペンスに仕上がっています。…続きを読む
「中華ファンタジー読みてぇ! というか仙人とか道教ファンタジー読みてえ!」という時に、仙人タグに引き寄せられて手にとった本作。 神秘が復活し、様変わりした魔都東京を舞台にした現代伝奇で、そこにおわ…続きを読む
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