学術都市の片隅から

作者 しちみ

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★★ Very Good!!

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 あたりまえだけど、異世界にも国があって街や村がある。
そこに住む人々の営みがあって、歴史を紡いで文化を育んでいく。

 歴史の中には楽しいこと、嬉しいこともあるけど悲しいこともあって…
 人々の歴史が異なれば、異なる文化が育まれていく。
文化の違いがあれば、そこに齟齬が生まれることもあり…

 このお話はとても世界が丁寧に創られています。
国や街といった現在はもちろん、歴史や文化も丁寧に創られており、丁寧に構築された世界に生きる人々も、やはり丁寧に描かれています。
 なのでとても感情移入してしまいます。

 そしてなにより、このお話の人々は皆、思いやりの心を持っています。
だから、彼らのお話をずっと読んでいたいのです。

 このお話を読まれたのなら、同じ作者様の姉妹作、『ぼくらの冒険譚』も是非どうぞ。

★★★ Excellent!!!

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学術都市ヴェローネルの片隅で『便利屋』を営んでいる青年ロト。無愛想で口の悪い彼のもとに持ち込まれる、不思議な事件の数々。
学園で学ぶ少年少女が主人公の『ぼくらの冒険譚』の、スピンオフ的な作品です。『ぼくらの〜』では威勢のいい子どもたちを持て余し気味なロトですが、こちらでは、人の良さと不器用な優しさを見せてくれます。
是非、二つ併せて読むことをお薦めします。