豚でもない物語


 ふとしたきっかけで、ヤクザとの因縁を作ってしまった男。
 菩薩を自称するヤクザから「旨いお好み焼きを作れば許す」とのお達しが出された男は、藁にもすがる思いで、熱々の鉄板に自分の命を差し出す。

 導入から展開、そして結末までがトントン拍子で進んでいき、読むものを飽きさせない。
 個人的にはもう少し粘ってもいいかとは思った。
 

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