ちょっぴりおかしくて、ちょっぴり変テコで、ちょっぴりいとおしい関係

人と人との関係ってときに思いもよらない化学反応を引き起こすもので、それは例えば自分はこういう人間だと思っていても、他人から見た印象は違っていたり、また人との関わりの中で自分でも知らなかった一面に気付かされたり。あるいは自分にとって深刻な悩み事であっても、他人や自分を知っていくうちに、解決されたり、昇華されたり、どうでもよくなったり。

そんな風にお互いに影響を与えたり与えられたりしながら、人は変化し、成長するのだなぁ。と、二人のやりとりをニヤニヤと読みながら、そんなことを考えさせられる作品でした。