概要
貞淑——という仮面の下には、もう一人の女がいる。 ジキル&ハイド——。
私は、貞淑、なんかじゃない——。
貞淑じゃない私は汚い女なのでしょうか?
不貞を働いた私は家を追われるのでしょうか?
誰か、私を認めて!、そして居場所をください………。
注)【冨士見L文庫さま】コンテスト参加作品——でありながら「レーベル」様のカラーにそぐわない「問題作」です(笑)
* 本作品に登場する、人物、団体、名称等、すべてフィクションであり実在するものではありません。
貞淑じゃない私は汚い女なのでしょうか?
不貞を働いた私は家を追われるのでしょうか?
誰か、私を認めて!、そして居場所をください………。
注)【冨士見L文庫さま】コンテスト参加作品——でありながら「レーベル」様のカラーにそぐわない「問題作」です(笑)
* 本作品に登場する、人物、団体、名称等、すべてフィクションであり実在するものではありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!微妙な匙加減。女は女。
女は妻や母じゃない。女は女なのです。
元カレとの再会。そして……。確かによくある話でしょう。しかしこの作者のドライでなおかつ妖艶な筆致。その微妙な匙加減。唸ります。
(下手すればただの官能小説に落ちてしまうのは、私自身も似たような作品を書いてみて、そして下書きに戻してしまったので、容易いことはよく分かります)。
作者さまが男性であるという時点で、もう脱帽。
心に穿たれた穴を埋めるものを長い時間探し求めていた主人公。しかし彼女は落ち切ってはいかないでしょう。艶めかしいのに乾いた空気が、それを感じさせます。
1話読み切り。サラリと読むのも、深読みするのも読者次第。
秀作です。