概要
好奇心が、けものを殺す
私はタイリクオオカミ。
ジャパリパークの漫画家だ。
良い漫画の秘訣?それはリアリティさ。
いつも嘘ついてると言われるのは心外だね。私は嘘なんてつかないんだから……
ホラー探偵ギロギロの作者、タイリクオオカミがロッジでホラーを語るのは、怖がる顔を見るためだけではなかった。
そう、それは今まで彼女が遭遇した、特殊なセルリアンの情報の流布。
今夜語るのは、タイリクオオカミが最も恐ろしいと思った、とあるセルリアンの物語。
ジャパリパークの漫画家だ。
良い漫画の秘訣?それはリアリティさ。
いつも嘘ついてると言われるのは心外だね。私は嘘なんてつかないんだから……
ホラー探偵ギロギロの作者、タイリクオオカミがロッジでホラーを語るのは、怖がる顔を見るためだけではなかった。
そう、それは今まで彼女が遭遇した、特殊なセルリアンの情報の流布。
今夜語るのは、タイリクオオカミが最も恐ろしいと思った、とあるセルリアンの物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!逃げろッ! アミメキリンッ! この『部屋』に入ったら勝ち目はないッ!
いつもおどけた様子で怖い話をするタイリクオオカミ先生の、本当に怖い話。
この『部屋』に入ったのがヒグマやヘラジカだったら「ちょっと厄介な敵がいたなあ」で済まされていただろうところ、感受性の強いタイリクオオカミだったのが幸い中の不幸といったところか。
いや、『部屋』の中の彼女にとっては不幸中の幸いだったのかもしれない。少なくともタイリクオオカミは生涯彼女のことを忘れないだろう。
もし他のフレンズが『部屋』に入っていたら――というIFも見てみたい話だった。
かばんちゃんならすったもんだの末に幸運と勇気の剣を受け取って生還しそうである。