レビューを書くのはどうもうまくできない方なのですが(なので、気の利いた紹介などできずすみません!)、このお話には何かを書き残したくなる引っかかりをたくさん感じました。いろんな人にふたりの軌跡を見守…続きを読む
最後まで読み終えてからと思っていたのですが、「9」まで読み終えた時点で、思わず☆を押していました。 “におい”というのは、それを発する人の特性や個性や体調や生き方などが、静かに顕著に表れるも…続きを読む
性は個性に優先するものではない。そんな結論に達する前の段階を、手探りで歩いている二人の高校生と友人たちの物語。私事になって恐縮だが、今思い出すと母校の文学部は不思議な空間で、性自認が世間一般とやら…続きを読む
切実な思いがめちゃくちゃ丁寧に描かれていて、こちらの心まで思い切り揺さぶられてしまう作品です。五感の描写がとても鮮明で、主人公の小春ちゃんは、全身で物事を感じていきます。たとえば大好きなおぼ…続きを読む
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