魔法使い達による魔法陣

読み終われば『魔法』、というものについて思わず考えてしまう作品。
緻密に編まれ、透明感のある世界とは対照的に生き生きと動く登場人物が対照的で、とても魅力的でもあります。

『どうすれば、辿り着けるのか』

止まることのない彼らの軌跡を追って、気が付けば読者の中で見事な魔法陣が出来上がっている。そんな作品だと思います。