(第二章5話時点で投稿)
凄惨な姿で発見された遺体。その事件の捜査に当たる主人公の刑事。
序盤は刑事小説を思わせる細かな情景描写。中でも鑑識や法医学の造詣が深く本作の格を高めています。
そこから徐々に物語は別の展開へ。
『鬼』、『異能』、更には暗躍する者たち。全体像が明らかになる中、主人公の刑事は事件にどう迫るのか、物語はどんな方向へと進んで行くのか興味は尽きません。
全体的に重めでしっかり作り込まれた文体ですが、主人公や同僚のキャラもありクスリとさせてくれるシーンが散りばめられています。
読み応え十分で続きが楽しみな作品。
是非!!