伊藤計劃氏の作品(特にハーモニー)を読んだことのある方なら見覚えのある、もしくは似たような系列のガジェットに気づくことができるだろう。設定にも氏の魂が宿っている。 そしてそれらが七瀬氏特有の作風…続きを読む
タイトルが、すべてを語っていたにも関わらず、最後まで読み切るまでその意味にまったく気がつきませんでした。 主人公にとって、まるで残酷な夢から目覚めさせるような「おやすみ」は、彼が大好きだった人…続きを読む
兵器として出荷される子供たち。いつか人間になることを夢見る少女と彼女に恋をする少年の物語。いま、彼は歌う。このラブ・ソングが愛するすべての人々に届きますように、と。
作者は『ひとりぼっちのソユーズ』の七瀬夏扉さんソユーズ同様、やわらかでどこか寂寥感のある文章と世界観に引き込まれますひとつひとつの章がほどよい短さなのも、読みやすさの理由のひとつかもそし…続きを読む
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