絶望の海の中。彼らが、かかえ、いだくものは――。

荒廃した世界で、毒の海に船を出す、二人の少年の物語。
「彼」の純粋な仕草。「ぼく」の抱えるものや、「彼」に抱く想い。
描かれる世界は絶望的でありながら、愛おしく、心に響く物語でした。

その他のおすすめレビュー

宮草はつかさんの他のおすすめレビュー365