どこか歪な感じのする恋人(?)達の話。だけどそれなりに感じる幸福感。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。
わたしは心臓。あなたは静脈。一人称でたんたんと描かれる心臓と静脈の関係は、ただそれだけの内容ではなく、きっとそれ以上の何かを謳っているのだと思います。じゃあ、それは何か?作者様のお言葉を…続きを読む
心臓と静脈の恋、しかも女性(心臓)の為に男性(静脈)がせっせと働いている…、最近の男女関係における恋愛事情も、見事に風刺しているように感じました(笑)それにしても、肝心の「外の人」に恋人がいなか…続きを読む
人の体内の循環をそのまま恋愛に当てはめていくセンス、表現力がすごい。新しい発想ですな。
まるで、ハルムスの狂気が乗り移ったかのような、恐怖にあふれた作品。ハルムスは『空色のノート10番』で知られるロシアの作家です。 その題名に反して、ちっともすがすがしくないロシア作家です。 しか…続きを読む
もっと見る