あとがき

 「深緑の魔法使い」を読んで頂き、ありがとうございました。

 連載中は、コメント、ハート、星などたくさんの応援を頂きました。

 ポチッとしてくださったみなさま、ありがとうございます。

 

 ここからは、蛇足っぽいこぼれ話を。




 私、異世界転移もの大好きなんです。特に女の子主人公のやつが。

 転移後に出会った人(たまに人外)と出会って、恋をして、結ばれる。素敵ですよね。

 それらの作品と同じようなものを書きたい! と思って出発したのですが、すぐに雲行きは怪しくなりました。

 「悲恋にしちゃおうかなあ」、はじめはそう考えていたのです。


 マヤとセドには、二つの障害があります。一つは異世界人同士だということ。もう一つは生きていく速度が違うということ。

 彼らはきっと、これらを乗り越えられないと思ってプロットを立てました。

 しかし、書いていく内に、彼らの結びつきは私が思った以上のものになりました。

 例え障害があっても、二人なら軽く乗り越えていくさ、そういった声が聞こえてきました。

 そして、こらあかん、とプロットを大幅に書き換え、このような作品に仕上がりました。

 私にとって、キャラが動くとはこういうことなのか、と思い知らされた一作になりました。


 さて、このような蛇足まで読んで頂き、ありがとうございました。また次回作で会いましょう。

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深緑の魔法使い 惣山沙樹 @saki-souyama

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