このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(203文字)
兄には死者の声を聞く能力がある。それを活かして喫茶店を営むという。それを聞いた弟は、兄のて伝いをすることを決めた。 死者の声を聞くということは、聞けなければ探している者はまだ生きているということだ。 そんな霊媒師としての仕事を裏稼業にした兄弟は、さまざまな出来事を経験することに。 その先に、兄弟に隠された秘密が待っているのだろうか。 死後の霊を扱いながらも、丁寧な筆致かつテンポの良い展開で、物語の先が知りたくなること間違いなし。 お手隙の方はぜひご一読くださいませ。