彼女は、獅子の傍らに立ち続けるへの応援コメント
完結、おめでとうございます!
こんな時代でも、しっかりした、強いシオンの姿に、感動しました。
獅子王のスオウより、シオンのほうが精神的に強そう。
みんな懸命に生きて、散っていく。
無常の儚さの中にも、命のきらめきを感じられる作品でした。
楽しい時間を、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!また、素敵なレビューもありがとうございました!
自分の書いたあらすじを見るより本庄さんのレビューをどうか見てくれ〜!の気持ちでいっぱいです。
シオンは強い戦士であるけれど、その生き方に儚さを感じていただけて、嬉しいです。
たしかにスオウよりシオンの方が精神的に強そう……というよりも、スオウはシオンがいなかったらきっと獅子王にはなれていなかったかなぁと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。読了お疲れさまでした!
彼女は、獅子の傍らに立ち続けるへの応援コメント
完結お疲れさまでした。
イレスダートという本編から見れば、「辺境」のこの国ですが、短い間にも治乱興亡があり、人が生まれ人が生き人が死ぬ……。
儚いけれどもそれが人の定め、されどその歩みは、獅子と共に足を進めていって……。
……このお話は、シオンの視点だからこそ描けた儚さがあり、力強さがあると思いました。
それがたとえ暴竜の息吹きに翻弄される定めであっても、このような人たち、否、獅子がいたからこそ、イスカは生きた、と思えるぐらいに。
面白かったです。
そして、完結、お疲れ様でした。
ではではノシ
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。そして読了お疲れさまでした!
大国イレスダートからしたらイスカは西のラ・ガーディアの国のひとつにしか過ぎませんが、それでもれっきとした国であり王がいて戦士たちがいる、そんなシオンの国でした。
魔術もなければ医療も他の国に比べたら遅れているのもあって、イスカの人間の寿命は短かったりします。だからこそ、イスカの戦士たちは強さを求めてしまったり己の人生に悔いのないようにと、短い生の中で何かを見出そうとするのかもしれませんね。
どの時代にも獅子となる王がいる。たとえ暴竜に翻弄されようとも、イスカの戦士たちはその後もたくましくあるはずです。
お星さまもありがとうございました!
イスカとウルーグ②への応援コメント
暴竜の息吹きが嵐を呼んでいる。
兄弟ともたとえられた国同士が、ついに泥沼の争いに。
そして。
ああ、ついにシュロが行ってしまった。
こうなることを、地下のエンジュは望んでいたのか。
暴竜にとっては、単なるチャンスとしてしか捉えられていないだろうけど……。
で、こうしてセルジュもブラック、げふんげふん、新たな主君の下へと……^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お手紙作戦で食い止められるはずが上手くいかず……。そしてシュロは行ってしまいました。セルジュを連れて。軍師もまさか聖騎士がすぐ近くに来ているとは思ってもみなかったわけで^^;
地下のエンジュもだから兄者は甘いんだよって言ってそうです。
エンジュ②への応援コメント
志々雄真実のように、国盗りを、力をと目指した結果がこれとは。
エンジュも相当、陰謀をめぐらせていたんでしょうが、結局は姉の前で「兄」のスオウに斬られるという結末に。
しかし国盗りに成功したとしても、今度は近隣諸国に覇を唱え、そしてウルーグとかにやられそうな気もするし……。
ここで終わるのは、ある意味幸せだったかもしれませんね、エンジュ。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます。
志々雄真実も剣心に阻まれていますからねぇ。エンジュも相当詰めていたとはおもいますが、さらに頭の切れる奴が出てくるとは想定外だったようです。
たしかに、ここでスオウを蹴落としていたとしても隣国は黙っていませんね。あちらはウルーグの鷹がいますし^^;
編集済
彼女は、獅子の傍らに立ち続けるへの応援コメント
完結おめでとうございます!
本編の裏側を見ることができ、この世界によりどっぷりと浸ることができました。
シリーズを通して登場人物が多い作品ですが、一人一人に過去があり、それぞれ異なる価値観を持っていて、それらが絡まり合って壮大な物語となるところがすっごく魅力的です。
ですから今回のように、ブレイブさん以外の勢力の描写を深めるような物語もかなり好きなのです\(//∇//)\
今回のお話を読んで、シュロさんのことが悔やまれてなりません……が、人間にはいつかみな終わりが訪れるものですからね!( ; ; )
限られた人生の中、イレスダート世界の皆さんに、少しでも幸せがありますように、と祈ります!
長文失礼しました!
素敵な作品をありがとうございます。また、これからも楽しみにしております!
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます!そして読了お疲れさまでした!
イレスダートの本編で後に味方となってくれるシオンたちですが、最初は敵となってしまう彼女たちの事情を描きたくてはじめたお話でした。嬉しいお言葉をいただき、ありがとうございます☺️
便宜上ファンタジーのジャンルですが、本編のイレスダートも描きたいのはヒューマンドラマだったりします。すぐドロドロ人間関係がはじまってしまいます。
どの登場人物にもそれぞれの事情やドラマがあります。特にシュロは晩年の彼を思うと……って自分が書いたストーリーなのですが(^^;; それでもどの登場人物にも事情がありドラマがあります。本編はまだまだ続きますので、どうぞ見守っていただけると嬉しいです。
たくさんのお星さまもありがとうございました!
発覚への応援コメント
秀吉「すっごい人材見つけたお! 石田佐吉っていうんだ!」
清正「ええ……」
正則「ええ……」
てな感じで、将来のスオウ政権に禍根を残さなければいいのですが^^;
ま、まあ、「将来」は本編からお察し……え、もうトラブってる!?(笑)
まさかの裏帳簿発覚。
ファンタジーから一気に政治ドラマかと思いきや、エンジュ……。
国盗りの骨肉の争いが始まってしまうんでしょうか^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます。
佐吉……(笑)いやまさしく!
尺の都合で書いてはいないのですが、獅子王の近臣たちはこんな感じだったのではないかと。まあ、あの軍師も性格があまりよろしくないので(苦笑)
はい。ファンタジーだけどファンタジーらしいことが出てこないファンタジー詐欺小説です。一応本編ではがっつりファンタジーなのでセーフ(ねーよ)
編集済
彼女は、獅子の傍らに立ち続けるへの応援コメント
完結おつかれさまでした。面白かったです。
イスカを舞台にした外伝的なおはなしでしたが、「イレスダートの聖騎士」のほうで既に斃れているキャラが生きて活躍しているのを見ると、こう…「何故死んだ…」みたいな気持ちを覚えずにはいられませんでした。登場人物に対する解像度が上がったぶんだけその最期を思わずにいられなくなるのは、本編を面白く読み進める傍らで少し物悲しさを覚えますね。ちょっと心地よいものもある物悲しさなのですが。
そして物語は「イレスダートの聖騎士」まで行きついて幕引き――と。美しい攻勢でした。
人に歴史あり、というのか。
戦記物の貫録だなぁ、と。面白く拝見しました。あの世界には、主人公とかかわりのないところでも「人」が生きているのだ、みたいな。
なんだか、物語の世界に対する解像度も上がった気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。そして読了お疲れさまでした!
イレスダートの本編ではあっさり退場……の彼でしたが、シオンやスオウとは深い繋がりがありました。彼もまた抗えない大きな流れの中に呑み込まれていった一人だったのかもしれません……。
本編ではどうしても描ききれなかったイスカ側の物語に触れていただき、ありがとうございます。嬉しいお言葉に小躍りしております🎵
イレスダート本編の時間軸は最新話時点でも一年ちょっとくらいですが、このお話はシオンの半生を綴ったものなので、自分も書きながら歴史の裏側とはこういうものなのかなぁと思いました。
本編ではあまりスポットが当たらなかった人物も描けるのは外伝の醍醐味だとも。深く読み込んでいただき、感謝でいっぱいです。
ご高覧ありがとうございました!
山麓の村①への応援コメント
スオウ「もう『るろうに』はやめようよ」
シオン「諦めたら『るろうに』終了だよ」
でも、状況は、諦めたくないでござると簡単に言えないわけで……^^;
そしてスオウはやっぱりあの村の子だったわけで……お互い、係累がほとんどいなくなってしまったというスオウとシオン。
やっぱり、諦めてしまうのか。
エンジュはどうなってしまうのか。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
安西先生、るろうにをやめたいです……状態ですが、シオンにはカンナとの約束があるのでるろうにはやめれないのです。
少年スオウの吐いた嘘が明らかになりましたが、イスカはこういう国ですので生きるためには必要な嘘もあります。
長年苦労を共にしてきたシオンとスオウ。逃亡生活に終わりが来るのか……??
編集済
隣国からの客人への応援コメント
スオウとシオンの間に子供、かわいいだろうな。
スオウはシオンが昔から好きだったから、想いをとげられたんですよね。
シュロは十五人も子供がいるんですか。族長だからとはいえ、すごいな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
スオウとシオンの間には、ちいさな男の子が生まれました。父親に似てちょっとおとなしい性格になったようです。
スオウは一度振られたのですが、思いが通じてよかったです。このふたりの間には恋愛というよりは、苦楽を共にしてきた同志みたいな関係に近いのかもしれません。はじめから家族、みたいな?
シュロは奥さんたくさんですから。何人いるか、シオンは聞かなかったようです(苦笑)
逃亡②への応援コメント
やっぱり宰相が国盗りをしたかったのか……って、宰相は宰相のまま!?
いつかは禅譲させるつもりなんでしょうか^^;
そしてシュロ。
部族の長として、冷酷に徹するのか。
これまでの友が、敵に回る時なのか。
運命はイスカの大地に吹きすさぶ風のように過酷ですね……。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
明智光秀は宰相だった……!?よもやよもやというわけでした。
宰相のケイトウは若い頃に前の獅子王に返り討ちにあって戦えない身体になってしまったのですが、彼もイスカの男なので野心はあります。ただ、自身が獅子王にはなれないので自分の分身を……みたいなかんじでしょうか。
シュロは西の部族の長という立場があるので、シオンとスオウを助けたくともできない事情があります。いつまでも子どもではいられないのです……。
逃亡①への応援コメント
家康の伊賀越えみたいな状況になってきましたが、どうするシオンとか言っている暇もなく、カンナさんリタイア。
王城は遠く、カンナさんも遠くへ。
家康の家来も、家康さえ生きていればと戦場に向かったそうですが、カンナさんもそれに通ずるものがありますね。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます。
絶対に笑ってはいけない伊賀越えのはじまり……、そしてどうするシオン(苦笑)いや笑っていられない状況ですが。
カンナは命を賭けてシオンを守ってくれました。シオンもスオウも側女の意志を継がなくてはなりません。大河ドラマだったら盛り上がるところかなぁとかって、勝手に思ってみたり。
炎②への応援コメント
カンナさん、単なる侍女じゃなかったんですね。
そして城の炎上。
獅子王は本能寺を決められてしまったんでしょうか。
光秀はスオウかと思っていたんですが、どうやらそうではなかった様子。
このままアルスラーン戦記みたいな展開になるのでしょうか^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
実はカンナもまたプロの殺し屋でした。イスカの獅子王はいつの時代も命を狙われる存在ですので、その家族も危機に晒される……まさに今がその時で、シオンの側女もその道の人だったという。
獅子王は本能寺されたわけですが、逃げ出せたシオンとスオウは家康ポジというところでしょうか。と、ここで気づいたのですがイレスダート関連の話っていつも逃げたり追われたりしてますね……?(目を逸らしつつ)
炎①への応援コメント
シオン「拾った貧弱なボウヤが、ブルワーカーも使わないのに(笑)ムキムキマンになってしまったでござる……と感傷に浸っていたら、今度は人斬りがやってきたでござる」
……というキャプションが聞こえてきましたが(笑)、これは獅子王への意趣返しでしょうか、敢えてシオンの首を取りに来るなんて。
さしものシオンさんも、刀が無ければ神谷活心流(?)も使えない。
このまま、斬られてしまうのか。
己の無力さを痛感させられながら。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
ブルワーカーでムキムキになったスオウを想像してちょっと笑ってしまいましたが、なくとも饅頭とパワーで無事にムキムキに仕上がりました!
並の戦士だったら体術でシオンも軽くいなせるはずなのですが、相手はプロのようで……。
シオンを狙った刺客は何なのか?そのうちに明らかになります。
指名③への応援コメント
これがどこぞの国だと、女の人でも魔法をぶっ放したり(笑)、竜に乗って駆け回ったりするわけですが、この国だと単純な戦闘力が求められますからね……。
そして一方で、自分より痩せっぽちのヒョロガリ君だったスオウが、今じゃ爆肉鋼体なボディを誇って、獅子王に成る寸前まで来ているし。
ままならないものです^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
そうなのですよー。ほんとイスカという国は力こそパワーなので(言いたいだけ)それを自分よりもちいさくてガリガリでおまけに死にかけていた子どもに追い抜かされる形となると、シオンも複雑な思いでしょうねえ。女は王になれないけれど、だからこそ悔しいと思うのがシオンですから(^_^;
編集済
編集済
指名②への応援コメント
シオンさんが戦士的な意味での強さに拘る理由の一つは、お母様のことがあるからなのですね……( ; ; )
仮に、男性よりもずっと強い女性がいたとしても、王にはなれないのでしょうか!? なかなかないパターンかと思いますが!笑 どこかに書いてあったら見落としててすみません💦
そしてスオウさんの惚れた人って(〃ω〃)
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
そうなのです。強かった母を見ていましたし、父は獅子王……。となると、自然と強さを求めてしまっていたようです。
はい。イスカでは女は王にはなれないのです……。子を産んで育てている間に戦士から離れてしまう、心は戦士のままでも肉体的にもどうしても男に劣ってしまうので、そうした歴史がないようです。
スオウの惚れた人は……あの人です(〃ω〃) 本人は気づいているようですが、もっともあの二人は恋だの愛だの、どこかの聖騎士と姫君のように甘い関係ではなく、血と魂で繋がっている……そんなイメージです☺️
編集済
彼女は、獅子の傍らに立ち続けるへの応援コメント
「格好いい女性主人公の物語」企画への参加ありがとうございます。外伝を書かれていたとは知らなかったので見つけた時には嬉しかったです。
シオンは本編でも強く凛々しい女性というイメージでしたが、本作を読んでその印象がさらに強まりました。一方で、女であるがゆえに戦士としての道が閉ざされることへの葛藤も伝わってきて、陰ながら苦悩する様に人間らしさを感じました。
でも彼女がイスカの中枢であることは間違いありませんし、スオウも彼女がいればこそ王であり続けられるのだと思います。
女であっても母になってもシオンの魂は戦士であり、命が尽きる時までイスカのために戦い続けるのだろうなと思いました。
作者からの返信
瑞樹さん。この度は素敵な企画をありがとうございます。格好いい女性主人公の企画を見た時、シオンしかいない!と思って参加しました。
本編では主人公たちが先にウルーグに関わったために、イスカという国がどうしても敵国のようになってなんだかフェアじゃないなと思って、外伝という形で書きました。
シオンは本編では強い女性で、この外伝でもそれを軸に描いていたのですが、同時に思い悩んだりと弱さや人間らしさも描けたかな、と思います。
スオウはシオンがいなかったら獅子王にはなっていなかったかもしれませんね。スオウも強くいられたのはシオンが傍にいたから……強い絆で結ばれた二人でした。
コメントもお星様もありがとうございました!