低モラル
常々、思う事。
低モラルの奴は生きている価値が無い。
大体、なんだんだ?
歩きタバコ禁止と道路に大きく、書かれていてもスパスパと吸うバカ。あんなの他人の迷惑も考えず、テメエの欲に忠実なだけのゴミクズじゃないか。
順番を割り込む年寄りは老害。歳とってりゃ偉いのか?そこそこの金と、ある程度元気な身体があれば誰でも、生きられるだろ。偉い偉くないかは中身であって年齢ではない。
少子化だからかやたら、横柄な子持ちって何様だ?道路を私有地のように使い、近隣への迷惑なんてこれっぽっちも考えちゃいない。道路でバーベキューとかもはや、知能レベルから疑うわ。
ちょっと肩があたっただけで、イキがってケンカ売り出すヤンキーだかチンピラまがいだか知らんが、そんなにケンカがしたいなら格闘家にでもなって、好きなだけ殴りあえば良いのに、そんな自信は無いただのバカだろ。
犯罪を犯したくせに「万引きくらいで騒がなくてもいいじゃない!」なんて言い出すマジキチに、快楽の為に殺人を犯したヤツが刑期が重いと上告とかどんだけ、自分の事しか考えていないんだよ。こんなの世の中に不必要、さっさと死ねよ。
少年法なんざ、もう要らないだろ。あいつら解ってやってるんだぞ。少年法があるから今ならまだ、大丈夫だ!って。甘く許されるから、大人になって武勇伝として語り出すクソになるんだって。大体、犯罪者の更生より被害者の被害を考えてやれ。
……
あー!イライラする。
真面目に生きているヤツが損をする。
モラルの低いバカばかりが得をしている。
バカを断罪したい。
始末して平和な世の中にしたい。
不必要な人間が、他にも多く居過ぎて嫌になる。
歩きタバコも、割り込みも、他人に迷惑をかけて当たり前に開き直る一家も、犯罪者も。自分自信で考えられないバカも、責任能力が〜と犯罪を犯しても体良く許される役立たず共も。
みんな死刑で十分だ。
そんな正しい事を考え実行してやった俺はなぜか、天井からぶら下がっている自分自身を見上げている。床が抜ける瞬間の嫌な感じ。着々とボタンを押す係官。
でも、ある意味感謝だな。
もう、俺を止められない。
好きなだけ、纏わり付いて取り憑いて。
人間社会に要らない連中を、片っ端から消していってやるよ。
まず、手始めは俺に死刑を宣告した裁判官からだな。
あいつの趣味は山登りか。
それを利用した、何か良い方法でも考えよう。
俺が勢いよく落とされぶら下がる薄暗い部屋。
俺の脈を取る白衣の男の横を通り過ぎ、壁を抜けて外に出た。
ヨルノコエ投稿作品 九条飄人 @singetumaru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ヨルノコエ投稿作品の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます