ハートフルに進んだかと思えば。最後の一文に、震え上がりました。あー、いろいろ、持ってかれた気分です。お見事。
多少ネタバレがまじるかもしれませんが……途中まで「教育テレビでやってそうだな」みたいにほのぼのしながら読んでいたのですが、まさかまさかの大どんでん返しに思わず「oh...」と声を上げてしまいました(^^;)この落差はとてつもなく秀逸で、そこへ誘導するまでの焦らしも最高にいい塩梅です。また、かなりインパクトのある設定なので、長編小説としてチャオ、ムーのその後を描いてみても面白いかもしれません。というか読みたい。お願いします(笑)どういう経緯でこうなったのか、この先平和に進むか地獄と化すか、まだまだ広げようがありますよこの作品!
直接的な表現は避けますが、ネタバレが嫌な方はご注意ください。チャオの無邪気さが可愛らしく、美味しそうに果実を食べる様子がとても丁寧に書かれていました。嬉しそうにお代わりをねだる場面では思わずほっこり。ですが一つだけご注意を。最後まで読むには覚悟が必要かもしれません。
そういう事だったんですね……読み込みが足りませんでした。。
少年は少女のために息を弾ませる。純粋な甘さに満たされたころ、明かされる真実。それでもいいよ、と思えるのは、少年の想いと少女の無邪気さがとても魅力的だから。禁断の世界を是非、あなたにも。
ネタバレを含みます。ご注意ください。何をそんなに注意することがあるのだろうか、僕はそう思ってゆっくりと小説を読み進めていきました。すると、あれ、なんだか、この雰囲気はあれじゃないか、と思いました。いや、でも違うだろうと思い直してさらに進むと…、あー、そういうことかあ、と。最後の終わりが良かったですね。
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