世界観も取っ付きやすく、上手に現代社会の背景にダンジョンを組み込んでいるのが秀逸。
週末、美人すぎる主任の黒木さん(上司)とダンジョンに潜る牧野(主人公)のお話。
読んでてニマニマしちゃう主任の言動に萌え死にさせられている読者が多数です。
会社でツンな鬼上司の、週末ダンジョンでのデレっぷりや、「ここまで御膳立てさせられてるのにっ!」とツッコミたくなるほどフラグを折りまくる牧野のやり取りが堪らなく面白いです。
ラブコメ要素だけでなく、ダンジョンでの描写もワクワクしました。
キャラ、文章、構成どれを取っても流石の一言。
これぞラノベのエンターテインメント!
異世界へと続く穴が開いてしまったこの世界。
人類はモンスターの餌食に――ならなかった!?
逆に異世界にダンジョンに潜って、モンスターを狩る、モンスターハントがスポーツとして流行るこの世界。
一端のハンターである主人公も、昼は一般企業の勤め人。
そして、サラリーマンはかなしいかな、どんな世界でも上司とお付き合いするのが世のならい。
飲み会かはたまゴルフか。素人ハンター女上司に付き合わされて、今日も主人公は異世界を行くのだった。
頑張れ主人公、負けるな主人公、耐えろ主人公。
モンスターではなく、上司のわがままに。
けど会社ではキツいけど、プライベートじゃちょっとたよりげのない女上司も――いいかもね!!
どきどきアフターファイブ狩り物語。
まったり連載されていらっしゃるので、気になる方は是非!!