第9話 カクヨム運営さまへの要望(案)

クックパッド方式の提案をこちらで公開してから一週間が経ちました。

その間、多くの方にご感想やご意見、応援をいただきまして、本当にありがたい思いがいたしますとともに、皆さまがカクヨムをより楽しく活動できるサイトにしたいという思いを持っていらっしゃることに感動いたしました。


私の拙い文章ではありますが、このページでは皆様からいただいたご意見を元に、運営側に上げる要望(案)をまとめたいと思います。


どうか、以下の項目の中で「これは実現してほしい」というものがありましたら、皆さまも要望として運営さんにメッセージを送ってはいただけないでしょうか。

皆さまからいただいたご提案はとても素晴らしいものばかりですが、私一人の意見というだけではシステム改変という大変な労力を伴うサイト改革は受け入れてもらえないのではないかと思います。


運営さんへの要望は、下記のフォームより送信できます。

https://kakuyomu.jp/site_feedback?location=%2Fhelp%2F


以下の要望(案)をコピペしてくださってもかまいませんし、ご自身の見解や独自のアイデアを足してくださってもかまいません。

ご賛同いただける、要望に上げたいと思う項目については、どうか皆さまも運営さんに声を届けてください。

カクヨムを思う皆さまの声が運営側に届くことを信じて、以下に要望(案)をまとめます。


*****


カクヨム運営スタッフ様


いつも楽しくサイトを利用させていただいております。

このたび、カクヨムの「読む」側のメリットを拡充することで、カクヨムがより多くのユーザーに楽しめるものとなるように提案をまとめました。

以下の提案は多くのカクヨムユーザーが真摯に考え、カクヨムがより充実したサイトになるように意見を出し合ったものになります。

ご高覧ならびにご検討の上、なるべく早い時期に機能を実装していただけますよう、どうぞよろしくお取り計らい願います。


(1) 「読む」ことに対する継続的なインセンティブの付与

作品を読むごとにポイントが付与され、それによってカクヨム内で価値のあるインセンティブを享受できるようになるシステムの導入を要望いたします。

具体例としては、ポイント数に応じてフォロー可能な作品および作者数の上限が増える、フォロー一覧のソート機能やフォルダ分け機能が利用できるようになる、などカクヨムを楽しむ上で魅力となる安定的かつ継続的に使用可能なインセンティブとしていただきたく、お願い申し上げます。


(2)レビュー評価制度の導入

カクヨムの大きな特色に、レビューの存在があります。「読む」という行為においてもレビューの内容を参考に作品を選ぶことが多く、カクヨムにおいてレビューはサイトを活性化させ読み手を増やす重要なコンテンツだと思います。

そのコンテンツを提供するレビュアーに対する評価ができるシステムが設けられれば、レビューを書くモチベーションを高めるとともに、優良レビューを見つけやすくなるという読み手側のメリットも出ると思います。

具体的には、レビューに「いいね!」や「参考になった」などのボタンが押せる機能を設け、評価されたポイント数によってユーザーに称号が贈られ、ユーザー名とともに称号を表すアイコンが表示される、などのシステムを導入していただきたくお願い申し上げます。


(3)長編作品のWレビュー制度の導入

現状、短編も長編も、読んだ際の評価のタイミングは一度きり、☆は最大3つとなっておりますが、長編の評価のタイミングを連載中と完結後の二度に増やしていただきたく思います。

連載中の作品の面白さを伝えるためには、その時点での☆の評価数やレビューが必要になりますし、完結後も読了後の評価やレビューが必要となります。

また、短編と長編が同じ☆の数しか入れられないということは、長編の評価が相対的に低くなる傾向を生み、読む側が長編を手に取りづらいという状況を作っています。

連載中の☆と完結後の☆を色分けして表示できるようにすれば、読み手にも評価の状況が伝わりやすく、長期連載を抱える書き手のモチベーション維持にもつながりますので、ぜひ導入していただきたくお願い申し上げます。


(4)スコップ報奨制度の導入

こちらは(1)のポイント付与や(2)のレビュー評価制度と関わる要望になります。

現状のカクヨムでは、優れた作品であっても評価のほとんどつかないまま埋もれているものが多数あります。そうした隠れた名作をスコップすることを奨励する制度を導入していただきたく思います。

具体例としましては、☆20未満の作品にレビューを書いた場合、作品がその後評価を上げて☆100を越えたときに、☆20未満でレビューを書いていたユーザーに(1)で利用できるポイントをボーナスとして付与したり、(2)のレビュアーの評価を上げるポイントを付与したりするという制度をご検討いただければと思います。


(5)おすすめ作品の表示

「読む」側に与える便利な機能として、ユーザーごとの「おすすめ作品」の表示を提案したいと思います。

同じ作品をフォローしている別ユーザーがフォローしている作品や、フォローしているユーザーがレビューを書いた作品、読んでいる作品のタグの傾向などからおすすめ作品がプッシュされるようになれば、読み手側も膨大な作品の中から好みに合った作品を見つけやすくなり、書く側も自作品が表示される機会が増えるメリットがあります。


(6)タグ置き場の導入

現状ではユーザー企画を除いては各ユーザーが個別に設定しているタグですが、同じような作風、内容の作品を検索しやすいよう、カクヨム内に「タグ置き場」を設置していただくことを提案いたします。

タグ置き場では、ユーザーが提案したタグにひとこと紹介がついており、別のユーザーが自分の作品にもそのタグをつけたいと思ったら設定できるようにし、同じような傾向をもつ作品をまとめて探しやすくします。

異世界ファンタジーというカテゴリーでは広すぎて好みの内容を探すことが難しい場合でも、異世界ファンタジーのタグ一覧の中で「エルフさんがぐうかわ」といったタグを選択すれば、その内容に沿った作品のリスト表示され、好みの作品を見つけやすくなるといったメリットがあります。

また、一覧表示に☆の数や文字数、作者名等で並べ替えられる機能があればさらに便利になると思います。


(7)ギルド制の導入

書き手の技術向上、切磋琢磨の場として、少人数のギルド制の導入を提案したいと思います。

ギルド内で下書きを共有し作品を読み合うことができる機能を設け、ギルド内限定の掲示板でならば誤字脱字の指摘や多少の批評は可能などとし、作者がトレーニングを行える場を作る。

書き手が鍛錬する場を作ることで、他の小説投稿サイトとの差別化を図ることもでき、作品の質の向上が読み手へのメリットにもつながります。


(8)ゲーム的要素の導入

(1)のポイント制のシステムと絡めて、「読む」ことの娯楽性をさらに高める提案です。

「読む」ことによってポイントが付与され、積み上げたポイント数に応じてステージあるいはステータスがアップしていく。ステージごとに特典があるほか、定められた目標にチャレンジすることでボーナスポイントが得られる、などの達成感を与えることで読み手のモチベーションを高めることが目的です。

さらに娯楽性を高めるならば、アバターを導入してポイントを使って服や髪型などのアイテムを増やせるなど、ポイントを稼ぐことが「楽しい」に直結することもサイトを盛り上げることにつながると思います。


以上が今回運営スタッフ様にご検討をお願いしたい要望ならびに提案になります。

スタートしてまだ一年のカクヨムですから、今後さらに快適で楽しいサイトになる可能性は十二分に秘めていると思います。

この提案は、サイトを普段から愛用しているユーザーから上がった声をまとめたものになります。前向きにご対応いただけますことを期待しております。






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