追加案①でも少し触れましたが、「ヨム」へのインセンティブ付与のためには、レビューを評価できる機能が必要だという考えに至りました。

現状、☆や応援ボタンでは、作品がちゃんと読まれているか判断することはできません。

☆に至っては、本文を開かなくても概要ページだけで押せてしまいます。

「ヨム」ことに対してインセンティブを付与するということであれば、やはり「ちゃんと読んでいる」ということのエビデンス（証明）が必要です。

それがレビューということになります。

けれどもすでに現実にレビュ爆は存在しています。当たり障りのない一言や本文からの引用だけでレビューとして量産する。

そういったレビューには当然ながらポイントは与えたくありませんよね。

ですから、ちゃんと読んで書いてくれたレビューに対して書き手や第三者が評価でき、それがレビュアーの実績となる評価制度が必要だと思うのです。

このレビュー評価制度についても、近況ノート等でご意見を多くいただきました。

書き手として、とても嬉しいレビューをもらった時に評価したい気持ちになる。

他のユーザーのレビューを参考にして読む作品を選ぶから、レビューはもっと評価されるべきである。など。

ご自身の書いたレビューは一つの作品であるとおっしゃるユーザー様を見かけたこともあります。

そのようにレビューが評価されるならば、その先にレビュアーのメリットとなる特典をつけるといいのではないかというご意見もいただきました。

たとえば、レビューに「いいね！」ボタンや「このレビューは参考になった」ボタンなどを設置して、レビューが評価されるごとにポイントが貯まる。

そのポイント数に応じてレビュアーに称号が贈られ、ユーザー名と共にアイコンでステータスが表示される。

高評価のレビュアーには様々な特典が与えられる（投稿したレビューが一定時間優先的にトップページに表示される、レビュアーランキングが表示される、など）。

レビューを書くことで、インセンティブのためのポイントもレビュアーとしてのポイントも貯まり、レビューを書くことのモチベーションを高めるのが狙いです。

ただ一方で、レビューが苦手な方がいたり、ちゃんと読んだけれどもレビューが短い文章になってしまうこともあるのでは、というご意見も頂戴しております。

確かに、誰もが立派なレビューを書けるわけではないですし、レビューを書かなくてはいけないということがネックになって作品を読まないということでは本末転倒になってしまいます。

ですので、やはり☆だけ、簡単なレビューだけでも、インセンティブを付与するためのポイントは多少なりともつくようにした方がいいかと思います。

そうなると心配なのは、やはり☆爆とレビュ爆ですよね。

あからさまな不正行為を防ぐためには、やはりユーザーの作者ページに「このユーザーを通報する」といったボタンをつけるといいのではないかと思いました。

乱用を防ぐために、通報する際には理由を明記し、運営側には通報したユーザーがわかるようにするということも必要かと思います。

ただし、こちらの通報機能にも賛否両論が出ています。

皆さまのご意見を応援コメントなどでお聞かせいただければありがたいです。

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