色が識別できない画家と、旅の魔女、イレイナさんの物語。いつも通りの軽妙なやりとりが楽しい。まず塞ぐことから離れよう、というやりとりにグッジョブをさしあげたい。画家の話は、いい話でしたよ。
福岡県出身、在住。 『隠岐島千景の大いなる野望』(集英社)でデビュー。 『銀行ガール』(一迅社)でエブリスタ小説大賞を受賞。 『酒井七馬と手塚治虫』で講…
東洋の国で邂逅した、売れっ子画家と魔女のお話。魔女の少し突き放したような、独特の語り口が魅力的です。最初、彼女は町の人々や画家を見栄っ張りと呼び、冷めた目で見ています。しかし、画家の苦悩と挑…続きを読む
主人公はサバサバとして女の子。とても大人びているが、まだそんなに大人ではないように感じました。彼女の反応はすごく自然で、何にも媚びていない所に好感が持てます。 この少女がとある事情の画家と出会う…続きを読む
「魔女の旅々」シリーズのファンで追っかけているわけですけど、今回もまた一風変わった国での不思議な出会いがあり、その世界観に引き込まれてしまいました。先生の準備しているという書き下ろしもとても楽しみに…続きを読む
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