ソムリエ、恋を調理する

目の前に会う人々の肉体を様々に調理し、味わい、堪能する……あまりにも奇妙な特性、いや性癖でしょうか、ともかく外見も中身も変わり者な主人公。
日々マイペースに生き続けていた彼が出会ったのは、「調理」が出来ないこれまた奇妙な女子で……。

不良ぶる後輩と不良っぽい先輩、と言う普通ならときめく情景なのですが、双方とも一癖も二癖もある強烈な味の持ち主。周りの人を翻弄させつつ、2人は互いを自分のペースに巻き込みながら、次第に思いを寄せていきます。

どこか変わった「料理」小説、丁寧かつ独特な風味の文章も含め、ぜひご堪能あれ。

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