人類最後の男と、もう一人の、人類最後の女。惑星をまたぐ壮大で、繊細なラブストーリー。ラストの余韻に、永遠を感じました。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
世界感とか展開より、相手を欲する心っていうのかな、そういうのが全体からにじみ出てて、とても好き。オイラの読み方だと、最後、救いがあってよかったなあって。肉体は心の器だと思う。器は1つぼっち…続きを読む
ひとは生き、人は必ず死ぬ。それは例え最後の人類であっても同じ。しかし、もし、その旅の果てが、歩んだ軌跡と共にあるのなら――奇蹟という陳腐な言葉では表現できない、そんな感動が詰まった作品です。
星が滅ぶその刹那に残った最後の輝き。 二人の愛は永久に宇宙を照らす星となるでしょう。 普通に考えればそういうラブストーリーとして捉えることもできます。 でも私はそうは考えません。 これこ…続きを読む
もっと見る