時を越える災厄と、絆の物語。

江戸時代から続く火消しの家系に生まれた清志郎。
消防部隊に所属し、日々火災現場で奮闘する清志郎でしが、ある日不可解な出来事に遭遇する。それはまるでら意思を持ったように荒れ狂う炎でした。

事件の裏にあるのは、江戸時代から続く神同士の壮絶な戦い。
江戸と現代と言う二つの時代を舞台に描かれる物語からは、時を越えて結ばれる強い絆を感じました。

登場人物がとても魅力的で、特にお話のキーマンとなるのは、江戸時代の歌姫シオン。
三百年前に亡くなった彼女が、現代に生きる清志郎とどう関わって、どんな物語を展開させていくのか。是非読んで確かめてみてください。

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