小気味よい、そして格好いい!キサラギ氏の(いい意味で)乾いた文体が遺憾なく発揮され、スノーボールアースにおけるポストアポカリプスという題材を成立させています。しかし、ドライなばかりではなく、キ…続きを読む
辺り一面、雪に囲まれた世界。ある村には王子と呼ばれるラックがいた。そのラックですが、崖に落ちてアンドロイド『ニューク』と死闘を繰り広げて、何故か友情が芽生えてしまったのです。その辺が何とも男らしい…続きを読む
寒そう。本作を一言で言うとそれに尽きる。この物語の主人公は人間ではない。アンドロイドでもなければロボットでもない。寒さだ。全てが寒さを前提に置かれ、そして寒さゆえの困難に立ち向かう。もう一…続きを読む
東北人の俺が毎日この時期雪かきに悩まされながら「こういう極寒の豪雪地帯でロボモノ書いたらええやないの」と思ってた、まさにその構想を形にした作品の出現です!しかも、氏の持ち味である圧倒的な世界観と背…続きを読む
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