★★地上は放射線、地下深くは疫病、近づく異星人。絶対絶命の人類の選択は

地上からも地下からも追い詰められ、さらには宇宙からも危機が訪れる。なすすべなし。科学的考証がやや足りないとは思うけれど、ライトSFとしては楽しめるし、人間ドラマとしても楽しめる。主人公ら二人と友人ら二人の関係や距離感がいい。時系列に沿って記述されているものの、構成が上手くて、いいタイミングで情報が入ってくる。ラスト、賛否はわかれるかもしれないが、僕はとてもよい終わり方だと思った。

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