おもしろかったです( ・∇・)
主人公の佐倉が野村という女子に(むしろ傾倒に近い)恋心を抱き、翻弄する様を一人称視点で丁寧に書いているので、感情移入がしやすい作品だと感じました。特に腐った佐倉の表現には脱帽です。多くは話せません…続きを読む
久しぶりに一人称小説を読んだ気がする。もちろんそれは単に「一人称で書かれた小説」という意味では無い。視点人物と一体化して、視点人物の感じることを視点人物の感じるままに、鮮明に違和感なく書けている小…続きを読む
悶々とする「僕」の思考は、臆病で後ろめたくてずるい。けれど、歪んでいると表現するには、あまりにもみずみずしい。青春、という気恥ずかしい時間がなまなましく描かれている。ぐしゃっと握ったら…続きを読む
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