唸れ精霊回路よ“幻影”を宿した拳と共にッ

画面越しに伝わる文の圧力と速度が、
戦闘描写の随所に乗っていてとてもスカッとします。
勝利の余韻と次への引きへの推移もよくとても先を引く導入でした。
マッドなおじさんもキワモノと称してしまうほど頭がイッてないというか、ほどよく好印象を覚える程度に希釈されているのが細やかだけどもイイ。
こういう人格の扱い方にもう作者様の実力が集約されているように思えました。神は細部に宿るとはよく言ったものです。

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