次のエピソードへ連打‼︎(2秒で終わります。) ベームズ
……恐怖しか感じない。
時々でいいので後ろも振り返ってみて下さい。
増えてたりしますので、
あ、あと、よければ選択肢の時は一言コメントくださると嬉しいです。
……選択肢で結末が決まってきますので……
目次
連載中 全1,087話
更新
- 11月20日、
- 電車もバスもない超田舎の山奥
- 辺りには人気が一切ない。
- 人が住んでないので道も整備されていない。
- 車で進めるのはここまでのようだ……
- 道無き道を歩いていく。
- 時刻は朝の10時、辺りは明るい。
- 外へ出て気づいたこと、
- そうだ、たしかビデオカメラがあったな、
- 歩くこと約5分
- こんな場所に住むなんて、とんだもの好きだ。
- 流石は人が住んでない山奥、
- どうやって建てたのだろう、
- ここへ来た理由は、
- 友人からの招待、
- とある山奥に引越したから遊びにこいと
- そこは辺りには何もない、深い山の中
- でも、
- どこか、
- 何もないはず
- つい来てしまった。
- 来たはいいのだが、
- 景色が、
- 変わらない、
- 家が
- これが、
- 楽しいことなのか、
- 確かに
- 楽しいな、
- このまま
- 帰るにも、
- それに、
- どうやって
- ここまで来て、
- よく考えると、
- 出せるわけないじゃないか
- 友人は、
- どちらにしても、
- この状況を、
- なんとなくだが、
- あまり
- そうなると、
- いつまでも
- そうと決まれば
- 出るための、
- このまま、
- 少しでも
- まずは、
- そこまで
- ビデオカメラが、
- 何事だ⁉︎
- あっ、
- ①振り向いた。
- だが、
- キィィィィィィィン‼︎
- そして、
- 気配が
- なんだったんだ⁉︎
- 誰もいない。
- この山には
- 改めて、
- とにかく、
- その時、
- 辺りが、
- 時刻は、
- 一時間も、
- それなのに、
- ここは山奥だ。
- 仕方ないので
- すると、
- 目の前に、
- あった。
- たどり着けなかったのに、
- 嬉しい、
- なんというか、
- より悪い方へ、
- が、
- おそらく、
- この家で、
- 自分をここへ、
- そんな
- この扉の先に、
- 先へ進むには、
- だが今は暗くて
- 扉を開くため、
- ドアノブを
- すると、
- なにか、
- 一枚、
- 紙には
- この字は、
- メモを、
- 手を伸ばす。
- ビデオカメラが
- 声が、
- 何が、
- このメモを取ると、
- どうやら、
- さぁ、
- ビリッ!
- カメラの画面が、
- ライトも消えた。
- ピカッゴロゴロ……
- ザァァァァァー……
- 家へ入ることに。
- ガチャッ、
- 中に入る。
- 普通に
- しかも、
- 今も普通に、
- ここで改めて
- メモには、
- 「あれを入れるな」
- あれって何?
- その時、
- 後ろのドアが、
- ドアノブが回りそうだ。
- 今にもドアが開く。
- 再び、
- さっきのより、
- 頭が
- 意識が朦朧として、
- 感覚になる。
- これは、
- 雨、風、雷、
- 同じように、
- さらに、
- 何かが、
- 後ろのドアが、
- ドアノブが回り、
- ギィィィ……
- 手が
- 白い、
- スーツを着ているのか、
- そのままドアを押して、
- まずい……
- 今、
- 見てはいけない。
- そうと分かっていても、
- なぜなら、
- おそらく
- 自分の前に、
- そして、
- 自分に、
- そう理解する。
- 映像が、
- ハッと、
- 目の前には、
- 開きかけのドア、
- 自分の手!
- バタン‼︎
- ガチャッ
- そこまで、
- 動いていた。
- だが、
- またメモ用紙が、
- さっきは何もなかった。
- どうやって貼ったんだろうか、
- イメージといい、
- だが今はそれよりも、
- どうして
- 今いる玄関からは、
- 後ろを振り向くと、
- それに、
- 何かに追われ、
- そんな家から、
- まだ外に、
- ……どうする?
- ②
- それよりも、
- この家の中に、
- これだけ
- そうであって欲しいと、
- 振り向いて、
- バタンッ‼︎
- どこかの部屋の、
- 反射的に
- すると、
- 扉があり、
- メモが、
- 改めて
- すると、
- もう一度、
- 歩いて、
- 玄関を上がってすぐ、
- 二階への階段、
- 扉、
- 一番奥の
- 扉についた。
- 手書きで、
- 山を表していると思われる
- 滑り台や鉄棒のような、
- 6つ
- それと、
- 一番上の
- 赤い
- 青い四角から白い四角まで、
- 赤いペンで
- このルートで
- 今いる家から
- 一番近くは、
- 向かうか、
- このドアを開けて、
- ガチャッ、
- ……やはり、
- 電気が消えた。
- 二階から、
- カチッ
- おそらく
- 相変わらず
- 玄関に戻ってきた。
- 階段を使い、
- ギシ……ギシ……
- 階段を登りきる。
- 扉が三つ
- 左のドアに向かう。
- ……声が、
- ドアノブに手をかける。
- ……開かない。
- 他の部屋を見てみよう。
- 前かな、
- 開いた。
- ……⁉︎
- 一瞬、
- スーツ姿で立つ人間を、
- 同時に
- 今の人間を、
- 他は、
- ベッドに机……
- あいつの仕事部屋か?
- パソコンと、
- 部屋に、
- 机へ向かう。
- パソコンは……
- メモを見る。
- リサとは、
- リサは、
- 何度か
- あいつは、
- そんなことから、
- 相当な、
- 歳はたしか、
- あいつと一緒に、
- もうこの部屋には、
- 振り返って部屋を出る。
- ……っと、
- 何だ?
- 新聞紙だ。
- 何かの記事だ。
- 内容は……
- 連続誘拐事件だ。
- 確か、
- 何人もの子供を誘拐した
- 話題にならなくなった。
- 「――ザッザザザザザ……」
- 「今、山にいるの……」
- 「車の前よ……」
- ピッ……
- ――バタンッ、
- 誰か入ってきたのか?
- ②隠れて様子を見る。
- 今、
- 隠れて
- とは言え、
- 隠れられる場所が、
- 一旦部屋から出て、
- 最後の部屋、
- ……開いた。
- 中は真っ暗だ。
- ライトが照らす先、
- 人形⁉︎
- 大量の人形が、
- リサの部屋か?
- リサは人形が好きだった。
- この数は、
- 壁が見えないくらい。
- ドン……ドン……、
- ガタガタ……
- ギシ……
- 隠れる場所は……
- 少し怖いが、
- ぬいぐるみの山に、
- ガサゴソ……
- 「ガチャッ、ギギギ……」
- ガタガタ……
- 出てきたのか?
- この部屋の、
- 死んでも動かない。
- ――きた!
- 時が止まったかのよいに、
- トン……トン……
- ピタッ、
- だが、
- こちらは見えていないはずだ。
- こちらからも見えないが、
- ガサゴソ……
- ピタッ、
- バタン、
- ぬいぐるみの山から出る。
- 結局、
- あれは、
- とりあえず部屋を見て回ろう。
- ……と言っても、
- ……これは、
- たしか、
- 珍しいものなら、
- 世界的に人気のシリーズだ。
- リサが一番大切にしていた
- いつもリサが持ち歩いていたな。
- ①拾う。
- ……何か、
- 冷たい。
- ビチャビチャ、
- ライトで照らす
- ……赤い、
- 火事か⁉︎
- 外に出るか?
- どうする?
- バンッ‼︎
- やはり、
- 中へ入る。
- 部屋の中から聞こえていた
- ……テレビ?
- 画面は、
- だが、
- 今は、
- どうやってついているんだ?
- ……ぁ……。
- 雑音の中から
- 微かだったが、
- 何か、
- 近づいて
- パチッ‼︎
- 真っ白な光が飛ぶ。
- 尻餅をついてしまった。
- ここは……⁉︎
- また幻覚でも見ているのか?
- 明らかに別の場所だ。
- 今度はなんだ⁉︎
- 何か物音がした。
- 明らかに生き物が何かした音だ。
- 感じからして、
- 誰か、
- 誰だろう。
- 錆びた鉄の扉、
- ガチャッ、
- ギギギ……
- ここは、
- さっきまでいた家ではないことだけは分かった。
- どこかへ飛ばされたのか?
- また幻覚を見ているのか?
- ……ここは、
- 広い場所に出た。
- 大きな暗闇がずっと続いている。
- 相変わらず、
- ライトをつけて、
- どうやら、
- 二階に上がるところがあるようだ。
- ライトの光の届かない
- この音は、
- 誰かがガラスの瓶でも割ったのか?
- 誰が何のために?
- ガラスを割るなんてするのか?
- もし誰かいるのなら、
- 念のためライトを消す。
- あの家に入ってこようとしていた、
- 暗い、
- ガタガタ……
- 何か、
- ……。
- ①聞き耳を立てる。
- ……なんだ?
- あの子?
- 誰かを探しているのか?
- 今度はなんだ?
- 重い金属を
- 「……ザッ……ザザザ‼︎」
- 「……今、玄関にいるわ」
- 気づかれた‼︎
- 「ザザ……ザザザザ……」
- ほんと何なんだ⁉︎
- まずいぞ、
- 重い金属も引きずっているようだ。
- 嫌な予感がする。
- 見つかっていい相手ではないだろう。
- 相手が何を考えているかは分からないが、
- 考えたくない。
- 近くの機械の影が良さそうだ。
- ギギギギギ‼︎
- まっすぐこちらに向かってくる。
- ギギギ……。
- 数歩先で、
- 「……ぁ……」
- 音が遠ざかっていく。
- しかし、
- 一度はやり過ごせたとはいえ、
- そして、
- おそらく何かの機械のようで、
- 見たところ、
- そして、
- 内容は、
- 灯?
- この機械は、
- 電源はどこだ?
- ギギギ……
- 相変わらず、
- ずっと、
- とはいえ、
- 見た所、
- このケーブルを辿っていけば、
- ゆっくり、
- ケーブルは、
- 音はかなり遠ざかっているが、
- 動くことができなくなる。
- 先へ進まなければ、
- 重い腰を上げて立ち上がる。
- 行き先を決めて、
- 行き先は、
- 突き当たりまで、
- 二歩三歩と進んでいき、
- ヤツの歩く音は、
- この建物の中をぐるぐる回っているようで、
- だが、
- その方向へと続いている。
- このままケーブルを頼りに、
- 指先の感覚を頼りにしばらく歩くと、
- どうやら、
- 歩く速度を落とす。
- 突き当たりに手がついた。
- 右からヤツの歩く音が聞こえる。
- 右に進む。
- しばらく進むと、
- 硬いものが手に当たった。
- そしてこの装置はおそらく、
- ガチッ、
- 鍵を見つけないと、
- でも、
- 検討もつかないぞ!
- しかし、
- ヤツの歩く音が、
- 位置がつかめない。
- 面倒なことになった。
- ①、このまま進む。
- 正確に把握することはできない。
- 遠いか近いかは分かる。
- 今その音は、
- まさかこの短時間で、
- まっすぐ進んでみる。
- 音と壁が頼りだ。
- まだ遠くから聞こえている。
- 手に当たった。
- サイズからして、
- 何が書いてあるのか見たいが、
- 他の方法を探さないと。
- このビデオカメラには、
- カメラを起動する。
- 画面が表示され、
- そのままナイトビジョンモードを起動すると、
- 真っ暗な中に、
- 「何もない廊下。
- 何のことだ?
- 真後ろから音が‼︎
- ……何もない廊下だ。
- ギギ‼︎ギギギ‼︎
- 走っているのか、
- なんだかよくわからないが、
- 音のする方と反対側へ、
- どこまでも暗闇が続いているが、
- 全く分からないが、
- 先の見えない場所をひたすら走る。
- 走る中で、
- ここは、
- どうやら、
- ガン‼︎ガン‼︎
- しかし、
- いい加減、
- 逆に、
- あと十数メートルくらいの位置だろう。
- だが、
- 見えたと言っても、
- この先に何か広い空間があるように思えるだけだが、
- なんとなく分かる。
- あと数十メートル先。
- だがすぐ後ろから、
- このまま行けば、
- あと少し、
- 刃物だ‼︎
- まともに当たれば、
- だが、
- 暗闇に足を踏み入れる。
- また場所が変わった。
- 何かの監視室なのだろうか、
- 人の気配はない。
- やはり、
- だが、
- 考えるのも恐ろしい。
- さて、
- 後ろを振り向くと、
- 開くのは後にしよう。
- テーブルの上には、
- 拾う。
- バンバン‼︎
- 部屋全体が振動するくらいすごい音だ。
- 今にも破られそうな勢いだ。
- さて、
- ①ロッカーに隠れる。
- そこへ隠れてやり過ごす。
- バタン‼︎
- 思い金属の引き摺る音が聞こえる。
- 中へ入ってきたようだ。
- 自分が隠れたロッカーの位置は、
- 足音は、
- ヒタヒタ……
- いやな音が近づいてくる。
- 何も見えない。
- ガシャン‼︎
- 何かを破壊した音だ。
- あれをまた振り回しているのか、
- ズズズ……ズズズ……
- その間も、
- ドクン……ドクン……
- 足音が目の前で止まった。
- 勢いよく振り上げる音。
- 「ザザザザザザザザ‼︎」
- 右手に持っていたビデオカメラからだ
- 「ザザザザザザザザー‼︎」
- ……は?
- 急に音が消えた。
- ここはどこだ?
- ライトをつける。
- ケーブルが左手に当たる。
- ここは、
- ケーブルをたどっていく。
- 一度触ったことのある感覚。
- 謎の部屋で手に入れた鍵を取り出す。
- 開いた‼︎
- 中には、
- 下げてみる。
- ――っ‼︎
- 徐々に戻っていく、
- ゲホッゲホッ‼︎
- ここは、
- 辺りは煙が充満している。
- 外へ出る。
- ……なんてことだ。
- だいぶ時間が経っていたのか?
- もう一度玄関に入って裏口を目指す。
- いそいで駆け抜ける。
- 裏口だ。
- またか、
- だが、
- どうやら、
- 静かで、
- ビデオカメラのライトを点ける。
- 広い空き地になっているようだ。
- さらに、
- ザザザ‼︎
- 後ろの家の中からだ、
- 足を踏み出す。
- ……まるで別の場所のようだ。
- 夜の風が気持ちいい。
- さて、
- これを見る限り、
- 何かあるようだ
- 鉄棒のようなものか、
- 大雑把すぎて、
- どれくらいの距離にあるのかは、
- とりあえずは進む。
- またか、
- 道を逸れる。
- まっすぐ行くことができないなら、
- 左は林になっていて、
- このまま隠れながら、
- ザザッザザザザザザ‼︎
- カメラのノイズのない方を向いて隠れる。
- そしてちょうど、
- 大きい、
- 何の用途で置かれているのか分からないが、
- 同じものがあった。
- 一瞬、
- 消えた?
- 今、
- 見たところで、
- ……ん?
- あれを取らないといけない気がする。
- 背伸びして、
- 何か足場を用意しなくては、
- ……あれは?
- 少し戻らないといけないが、
- 物置小屋へ着いた。
- ……鍵がかかっている。
- 鍵の場所なんて検討もつかないぞ?
- 「庭だわ‼︎」
- 「すごく広い‼︎
- 「何かの鍵?
- ――プツッ‼︎」
- 今のは、
- 鍵の場所を知らせてくれたのか?
- とはいえ、
- 来た道、
- 元々あった道を歩いて戻る。
- 裏口のドアの前。
- やはりかなり火が回っているようだ。
- とはいえ、
- そこらを探すしかない。
- ①地面を探す、
- 怪しい場所はないか、
- ……見当たらない。
- ②草むら
- もしかしたら、
- かき分けて探す。
- ③植木鉢
- 視界の端に植木鉢が入る。
- 鉢には、
- 鉢を持ち上げて下にないかを見てみる。
- なら、
- 力を込めて、
- 抜けた‼︎
- 鍵だ‼︎
- さて、
- 鍵を差し込む。
- 開いた‼︎
- 中は静かだ。
- 埃っぽいな、
- たくさんものが置かれている。
- あった。
- 持って出る
- またか、
- 一歩下がって、
- すると、
- なんとか、
- 脚立をかけて、
- 上まで来た、
- 取れた‼︎
- 内容は……
- ただ、
- あいつは、
- 確かに似た手口だと話題になった。
- 今考えても分からない。
- 先への道は、
- 山を登るように進む必要があるようだ。
- 滑り台だ。
- そしてまた、
- 今度は、
- 回り込んで階段を登ろう。
- 大きすぎた。
- なら、
- だが前は、
- 角度もなかなか……
- 何かいい物はないか?
- 戻ってきた。
- 持ち上げる。
- ……は?
- どうなってる⁉︎
- なら、
- 何かあるか?
- あそこへ戻らねば、
- 奴が近くにいる。
- 「……わたしの友達がいない。」
- 何を言っているのか?
- 消えた。
- こっちは消えないか、
- また来た道を戻る。
- 近づいてきた‼︎
- 戻れない?
- ならば、
- ザザザザッ……
- ちょうど先に小さな建物が見えてきた。
- 第2の物置。
- 祠のようだ。
- 開くと、
- キイィィィィィィィィィン‼︎
- ……これは、
- 誰かが、
- ピカッ‼︎
- 視界が光に包まれていく……
- 視界が戻ってきた。
- 祠が、
- ……鍵だ。
- 分からないが、
- 鍵を手に入れた。
- 次へ行く
- 今度は木の箱が置かれていた。
- かなり痛んでいるのか、
- 鍵もかかっていない。
- ガチャッ‼︎
- ロープ
- これで行くか、
- 戻ってきた。
- 重りを振り回して、
- ブンブンブン‼︎
- ――やった‼︎
- 確認して、
- ……大丈夫のようだ。
- メモの位置まで登ってきた。
- これは、
- 何か、
- 今は考えても分からない。
- 次の道へ進む。
- すると……
- 次は、
- ギギギギギ……
- おいおいおいおいおいおい⁉︎
- バタン‼︎
- 危なかった。
- ちょうどいい、
- 足を乗せる。
- ……なんで?
- おいおいおいおいおい⁉︎
- このままじゃ、
- 捕まらないといけない。
- どこにも掴まれそうなところがない‼︎
- バタン‼︎
- ……生きてる?
- 身体中、
- 痛い……
- ようやく立ち上がる。
- 脚が重い。
- 一体……
- 辺りは真っ暗。
- 初めてくる場所だ。
- まずは元の場所に戻らないと。
- 今度は何だ?
- ザザザッ‼︎
- 音のする方へ、
- ……何もない。
- ――――ゴッ‼︎
- ………
- ここは、
- また、
- 知らない場所だ。
- コンクリートの壁。
- 赤い。
- 血がついた何かを、
- 跡が、
- あと自体は、
- 何の血だ?
- 仮に……
- 考えただけでも寒気がする。
- 先に進まないと、
- ガタン‼︎
- 「………、……」
- 喋っているのか?
- 足音は一つ。
- 声からして、
- …………
- 近づいて来ている?
- 的確に、
- これは普通にマズイ気がする。
- ライトを消して、
- 視界はほぼない。
- ここがどんな地形なのかもわからない。
- ドクン……
- この音は?
- 自分のものではない。
- 近づいてくる。
- あの声の主の心音なのか?
- やはり、
- 的確にこちらに近づいてきている。
- なぜ場所が分かる?
- 音も立ててない。
- 今は考えても解決しない。
- 走る速度は、
- このまま
- ハァ……ハァ…….
- こちらの息が続かない。
- 全くスピードが
- このままでは、
- 「ザザザザ‼︎」
- 〜♪
- どこからか、
- 曲は続いている。
- さっきから、
- 遠ざかっている。
- こちらを見失ったのか?
- 距離を取る。
- 切れた。
- ――っ⁉︎――っ⁉︎
- そっと移動しよう。
- ここはどこなんだ?
- 検討もつかない。
- ここは、
- 今は使われていないようだ。
- 今は使われていないのか?
- と、
- しかし、
- 開けるには……
- この廃墟は、
- それを手当たり次第探すしかないのか?
- 行くしかない。
- まずはそこから見ていこう。
- 中は、
- 机と椅子が一組
- 「怖がるな
- これは、
- 怖がるな、
- ガタッ、
- 足で何か蹴った?
- ……大丈夫だった。
- しかし気をつけないと、
- また何があるかわからない。
- しばらく進む。
- 今度は、
- かすかに音がする。
- だが、
- どこが故障しているのか?
- どうやら、
- ヒューズ……
- 検討もつかないぞ。
- 部屋を出る。
- 通路はそこで終わり、
- 金属製の、
- 降りれないことはない。
- ギギギ……
- 降り切る。
- まずは一番近い部屋。
- 入る。
- 医務室か?
- 棚には医療薬品が並んでいる。
- 万が一怪我をしてもここなら手当ができそうだ。
- 次の部屋
- 何もない。
- 読めない。
- それにこれ、
- だとしたら、
- ズズズ……
- 近くを何かが通ったみたいだ。
- 部屋の外にいたら、
- 音からして、
- 鉢合わせないといいが、
- ズズズ‼︎
- 戻ってきた!!
- まさか、
- また戻ってきた。
- うまく避けながら、
- まずは、
- 部屋を出てすぐのところだ。
- ズズズ……
- 入った。
- 怖くはなかった。
- まあいい、
- ……何もない。
- 仕方ない。
- ズズ……
- 鉢合わせた。
- 向こうは、
- 素通りしていった。
- 確かに、
- 気配はした。
- つまり、
- 試してみる必要があるな。
- 難なくこれた。
- 気味が悪い場所だ。
- タイルは剥がれまくっているし、
- 歩くたび、
- どうやら、
- 個室が4つ並んでいる。
- 一番奥の個室から、
- 個室のドアは閉められている。
- ①開く
- ギギギ、
- ザァァァァァァァ
- 水が大量に流れ続けている。
- 個室に入って、
- 便器の中を覗き込む
- ゴポゴポ……
- 何かある
- これは、
- 透明な袋に入っている。
- 今は取れそうにない。
- 道具を探そう。
- バシャバシャ‼︎
- ヴウゥ……
- なんなんだ‼︎
- 大丈夫。
- ビチャビチャ
- あとは見つからないように
- ザザッ、
- ――――ふふふっ
- 「今、
- バシャバシャ!!
- ……外のやつが暴れ出した?
- バシャバシャバシャバシャ!!
- バシャ……
- 部屋を出て行った……
- ゆっくりドアを開ける。
- 静かだ。
- 廊下に出てみる。
- 一体……
- とにかく先へ進もう。
- なんだ?
- これは……
- どこかの部屋の鍵のようだ。
- ちなみに近くの部屋の番号は……
- もう少し先らしい。
- 物置のようだ。
- 何か、
- 中を探ってみよう。
- あった。
- これでさっきの紙がとれる。
- 戻ってきた。
- 突っ込む。
- 取れた。
- 袋を開ける。
- やはり、
- 「ここは……
- 長くいてはならない?
- もとより長居するつもりはない。
- とはいえ、
- 次の部屋。
- ボロボロだ。
- これは、
- やった、
- バタン‼︎
- ゴゴゴゴゴ……
- ガラガラガラ‼︎
- 急いで出る。
- なんとかヒューズは拾えた。
- 戻って機械の修理をしよう。
- 戻ってきた。
- ドアが開かない。
- ゴゴゴゴゴゴゴ‼︎
- 違う、
- なんだ?
- 吸い込まれる。
- 止まった?
- ……何もおきない。
- ヒューズを使い、
- ガシャン‼︎
- ゴウンゴウン……
- ……っ⁉︎
- ここは……、
- 工場?
- どちらにしても、
- ……これは、
- これであのドアを開けることができる。
- 出口へ向かう。
- 黒い霧のようなものがうっすらと立ち込める。
- ゴゴゴゴゴ‼︎
- 違うな、
- 出口を目指す
- ひたすら走る‼︎
- ゴゴゴゴゴ‼︎
- えっ?
- これじゃ出られない
- どうする?
- ここで、
- こっちって、
- いそがないと、
- 崩れてできた方は見るからに危ない。
- 急ぐぞ‼︎
- …………。
- 戻って反対側へ進む。
- 今行こうとした道が、
- 本当に、
- とはいえ、
- 先を急ぐ。
- なんだか、
- とても、
- 「グォォォォォォォォォォ‼︎」
- 後ろから、
- 何か来た!
- なんだかよく分からないが、
- まだ見えない。
- ゴゴゴゴゴ……
- 何が来ているんだ?
- あと少し、
- 出口をくぐる。
- ……ここは?
- さっきの光は嘘のように真っ暗だ。
- 確かに外ではある。
- とりあえず移動してみる。
- 戻ってこれたようだ。
- メモだ。
- 随分と古い記事。
- そんなワードが見て取れる。
- 恐ろしいことが書かれていた。
- 一体、
- 先へ行こう、
- 歩く。
- 見えた。
- 随分と、
- あの時はよくも飛ばしてくれたな、
- 蹴りを入れてやる!
- メモだ。
- まあいいか、
- これは、
- 『研究施設』
- 何かの研究施設が、
- ……。
- それに、
- 事故があったなら、
- 普通なら、
- そう表現するはず、
- まるで、
- 研究施設だぞ?
- それにしても、
- あいつがこの記事を持っていたのと、
- ザサザザ、
- あまり、
- 地図らしきものを取り出す。
- これは、
- 子供の時によく遊んだな。
- ま、
- この、
- ん?
- ……よく見えないが、
- なのだろうか?
- 正直言って、
- あんなの、
- 『ザザザザ‼︎」
- 『……行って』
- 行くといっても、
- あんな高いところ登れる気がしない。
- 何か、
- ……
- 何かありそうな場所は〜……
- ……まさか、
- いいのか?
- 登れないなら、
- よし、
- 足の一つに、
- とはいえ、
- これは、
- あれは、
- もう一つ、
- 拾ってみると、
- これを、
- また落ちていた。
- 10ほど繰り返した。
- ……そういえば、
- 見たところ、
- 今は、
- スイッチがどこかにあるはずだ。
- ただ、
- ……押すか?
- ②……押さない。
- 仕方ない。
- 他に何か手があるかもしれない。
- 次は、
- ……馬?
- 何かはわからないが、
- 道中、
- 見えてきた。
- でかい二頭の馬だ。
- あっ、
- 中は、
- 近づくと、
- ちょうど人が一人通れるくらいの穴だ。
- 入るか、
- 中には、
- ライトでそこら中を照らしてみる。
- 何もない。
- ………はしごだ。
- 何があるんだろう、
- 行ってみるか、
- 10メートルは登ったか?
- ……びっくりした。
- 『ここ………は………』
- 『ザザッ――――』
- 切れた。
- 考えても仕方ない、
- これは……
- 小さい頃の
- あいつと、
- なつかしい……
- 屋根裏を勝手に占領していただけだったが、
- 工作道具に、
- 人の出入りがないのをいいことに、
- ここは、
- 初めてではないような、
- ……ん?
- 机
- 見覚えがある。
- 忘れるわけがない。
- 遊んでいる時に付いたものだ。
- 他にも見覚えのあるものがある。
- このガラクタ。
- 自分達も大ハマりしていて、
- でもどうして……?
- 秘密基地にしていた廃工場の解体と同時に、
- 工事が終わって、
- あいつが持ち出していてくれたのか?
- なぜ?
- そりゃ、
- なくなったからといって、
- それをわざわざ、
おすすめレビュー
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★★★ Excellent!!!
小説の新しい形 こーいち
まるでノベルゲームをプレイしているかのような感覚に襲われました。web小説というフォーマットを活用した小説の新しい形を見た気がします。読み進むにつれ引き込まれるストーリーも素晴らしいです。
★★★ Excellent!!!
次、その次は? つきの
次で一区切りと思っても読むのが止められなくなります。
やっと自分を引き剥がすようにして一息。
この中毒性は凄い!
★★★ Excellent!!!
やめられないとまらない 彩華じゅん
コツコツ読み進めていく形式が新しく、内容もとても面白かったです!‼
続きが気になります。
★★ Very Good!!
毎日紡がれる心の声 沢菜千野
この物語は少しずつ進みます。
一度に多くは語られませんが、着実に情報量が増えていくのです。
いつになったら謎が解けるのか。焦れったさと好奇心で、きっとあなたもこの作品の虜になるでしょう。
一緒に更新を待ちましょう……
★★★ Excellent!!!
圧巻と言わざるを得ない 朔 伊織
感想を書くのが下手すぎて、何いってるかわからない状態になりそうなので率直に一言言う。
「やばいから読め」