少年時代、何を恐れていただろう。そこに灯りをともしたのは何だったろう

大切にしていた猫を失った、それが物語の始まり。
愛、死、孤独――少年時代、そんなことを恐れ、戸惑いはしなかったか。
誰しもが通る、苦しくてつまづきやすい年ごろ。そこに灯りをともしたのは……。

寄り添ってくれる誰かの温かさを感じることのできる作品です。

こちらは温かい作品ですが、二人の関係を楽しむには、ちょっと切ないですが『蝶の夢』も必読でしょう。

その他のおすすめレビュー

宮 都 さんの他のおすすめレビュー145