終わった世界に放り出された、未知の可能性

始まったばかりの物語、これから何がどう転がっていくのはさっぱり不明ですが、応援の意味も込めて最初の星を付けさせていただきました。
同一人物の台詞が、間に地の文を挟むことなく、会話括弧で別々の台詞として分割されるスタイルなので、なれないとその点は読む時戸惑うかもしれません。
人造人間たちが人類を滅ぼし、更に人造人間同士が滅ぼしあった後の終わった世界で、一人「その世界を見てきなさい」と放り出された人造少女の物語。荒削りな文章は、時々ポエムのようでもあります。
博士は彼女に何をさせたいのか、ノートには何が書いてあるのか? 彼女の行く末に、幸が有りますように。