関東から会津に越した、女性の情景を描いた短編小説。会津の冬の厳しさと、人の暖かさと、そして春の待ち遠しさと。。。会津に行ったことのない自分でも、その風景が目に浮かぶようでした。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
街コン作品は、やっぱりコンセプト自体がすごくずるいと思う。憧れがある土地や好きな街、愛着のある地方について書かれたら、こんなに短文なのに、本当に深く感じ入ってしまう。会津の冬を、九州育ちの私…続きを読む
雪国の張りつめた冬の空気と主人公の心の機微が伝わってきました。
毎年冬になると必ず雪が付き纏う福島の中でも、特に内陸部の会津地方はたくさんの雪が降り積もる場所だ、と聞いた事があります。降り積もった白い塊を除いても除いても、春になるまで溶けきらない……そんな雪国…続きを読む
浸りきって読みました。その土地で生きている・生きていく人と深く知りあったような体験ができました。ありがとうございます。
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