丸善に置かれた檸檬のような危険物ではなく、その場の雰囲気を和やかにしてくれる、香りのオルゴールのようなミカン香りと同じくさわやかな読後感でした
自称読み専 が、最近はヨムもちょっと滞り気味 敬称はお互い「さん」づけでお願いいたしたく候 しばらく前まで本屋で働いていたおじさん フォローや☆のお返し…
このお話を読んで、ふと夏目漱石の蜜柑を思い出した自分がいました。何気ない日常が、ちょっとした出来事で非日常へと変わる瞬間を鮮やかに切り取った作品だと思います。 作者様の素敵な感性が光るエッセイで…続きを読む
雑記記者である私。職業柄発想の豊な彼女は東京メトロに乗って、あるものを見つける。 ――それはミカン。 ミカンについてあれこれと頭を巡らす主人公を、もしかしたら奇異に思い方もいるかもれない。…続きを読む
一見、なんでもない様な事が、いつもの日々に少しの変化をもたらしてくれる。切り取り方ひとつで、こんなに面白くなるんですね
味、というより薫りのある文章独特のテンポを持って淡々と進む語り口それでも最後には柔らかくて暖かなものが残る…そんなショートショートの魅力がしっかりとあります。都会のちょっと無関心な空間の中に…続きを読む
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