これは一人の小説家が日々の苦悩を綴った日記である。とは言ったものの、そんな仰々しいものではありません。その日筆が乗らなかった理由が日記形式で書かれています。しかし、一話完結でしっかり楽しめる構成になっており、小説を書いている方には共感できるネタもしばしば。時に笑い時にツッコミをいれながら気軽に読んでみてください。
壮大に描かれる怠惰な日常。情熱的な言い訳。無駄にポジティブな自己弁護。どれもこれもが自分にも当てはまる。わかる!わかるぞ!その気持ち!書くということは苦行であり、山登りのようでもあるのだ!
巧妙な語り口から最初はよく分からない作者の行動。順を追っていき最後に真実へと辿り着いたときには、読者は見事なまでに床へと顔面スライディングを果たすことでしょう。ただのエッセイと侮るなかれ。周りに人がいない場所で御一読ください。
どうしようもない!いや、本当にどうしようもないんですよ物書きってそういう人種なんですよ!私なんてまだまともでしょ?え?締め切り?
僕も最近全く筆が進みません。画面を見つめて悶々と時を過ごしています。体調はいかがでしょうか?まあ、とにかく頑張りましょう(無責任)
作者様の近況ノートが面白くて。お邪魔するたびに、笑わせていただきました。作品として上げられることになって、嬉しい限りです!執筆が出来なかった理由を、毎回書かれていらっしゃいますが、作者様は、小説の方も、ちゃんと更新されております。もちろん、小説の方も面白いです!意外な導入から、先の読めない展開、いつの間にかハマってしまう文学的エッセイ、オススメです!
私も執筆は雑事が終わった一番最後になりがちです。 睡眠時間が迫っていたりして中々進められないんですよね。 このエッセイは筆が進まない理由が軽快な文章で書かれており、ぐいぐいと読者を読ませる魅力に満ちています。 私もその魅力にやられました。 私もこんな風に軽快に筆を進ませて楽しく読ませる文章を書きたいです。 そう思わせてくれる楽しいエッセイです。オススメです。
と、近況ノートの方でコメントさせて頂きました(第二話参照)突っ込みどころが満載で、コミカルなこのエッセイが、近況ノートだけに載せられていた時から大好きでした!今後も、作者様らしい感性で、楽しいエッセイ(?)を綴っていってもらいたいです。楽しみにしています!