それでもぼくは生きていく

 罪を背負った孤独なロボット。彼は不器用なパートナーとともに暮れなずむ世界を歩んでいく。その先に待ち受けるは、断罪か、許しか。次第に明らかになる過去を前にして、「彼」は何を思い、どのような道を進んでいくのか……

 繊細な心情が叙情感たっぷりの文章で描かれていて、魅力的です。終末観あふれる描写もGOOD。読んでいて、生きるとはどういうことなのか、少し考えました。
 原作のゲームは知らないままに読みましたが、十分に楽しめました。
 ぜひとも一読を。

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