後書き

「凍上のお屋敷」を最後までお読みいただき、ありがとうございます。


 二万字未満と短めの連載ではありましたが、色々なことに挑戦することが出来て、個人的には、とても有意義な執筆活動となりました。


 今回は、構成を普段よりも強く意識して執筆しました。

 時系列がバラバラで、各話ごとに主人公や人称が違っていて、だけど全ての話が繋がっている。

 これまでとは異なる表現の仕方だったので、新鮮かつ楽しかったです。


 以下↓はちょっとした解説。


 各話のタイトルの字ですが、あれは話数の表示です。


 漸(ぜん) → 前

 腕(わん) → one → 1

 似(に)  → 2

 惨(さん) → 3

 死(し)  → 4

 誤(ご)  → 5

 紅(こう) → 後


 といった感じです。

 深い意味は無く、ホラーっぽい? 字で話数を表示してみようという、ちょっした遊び心です(笑)


 ちなみに時系列順だと、話数の並びはこうなりますね。


 死 1960年

 似 1970年

 腕 1997年

 惨 2006年

 誤 2016年

 漸  〃

 紅  〃


 時系列をばらけさせて書くのは、けっこう楽しかったです。

 もしも読みずらかったなら、申し訳ありませんでした。




 今回の執筆で得た経験を活かしつつ、これからも創作活動に励んでいこうと思います。

 

 それでは最後にもう一度感謝を、

 本作を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。


 

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凍上家のお屋敷 湖城マコト @makoto3

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