登場する妖怪達が皆かわいい。私はクロコさんの艶やかな黒い頭を撫でたいな。階段に茶碗のくだりを読んでいて、自分の降りる駅をパスするところでした。ぜひ、続編をお願いします。
心温まるとはこのことか――。 拝読しながら、もう何十年も前に中学の数学の先生がおもむろに口走っていた言葉を思い出すなどしました。なるほどこの作品にピッタリではないかと思います。『感動は人に…続きを読む
かつて神社があった丘の上に、今は小さな診療所がある。 ところがこの診療所、慢性的な『赤字経営』なのだ。請求書の束を抱え、今月末の支払いにも困るありさま。 なんといっても患者が来ない。 それ…続きを読む
このお話は主に医師の山吹先生と押しかけ助手のクロコの二人を中心に進んでいきます。この山吹先生は、器量も腕も悪くなく、おまけに優しいので近所の子供にも懐かれています。ただ欠点があるとすれば、怖ろし…続きを読む
それぞれの短編が丁寧にまとめられていて、前の話とも繋がっていくのが面白かったです。あと、それぞれのエピソードのオチがくすりと笑えます。
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