埼玉や茨城、東京にも近い野田市。醤油で有名というのは知りませんでした。野田市の紹介ですが、堅苦しい感じではなく、読みやすいです。文末や行頭など、文章にも工夫があり勉強になりました。
世界的に和食ブームですが、そのブームを支えているのは、紛れもなく醤油。そして、その醤油消費を支えているのが、この作品に登場する街です。オリンピックを控え、まさに世界中から注目されるべき場所と言えるでしょう。常に醤油の香りがする生活がユーモラスに語られていて、楽しいです。野田市で数年生活したことがあるという知人がいるのですが、その彼もやはり、「気が付くと醤油の香りがしている」とよく話してました。
軽い文体で、千葉県野田市を紹介している。要所々々で、クスッと笑える、さしすせそ、の「せ」が勉強できる作品。
東武鉄道東武野田線。アーバンパークラインとまあハイカラな名前がついているが、その路線の野田市駅に降り立ったら、一度深呼吸してもらいたい。著者の言う醤油の豊かな香りが体いっぱいに広がるだろう。レビューというか、単なるコメントになってしまったが、野田市駅の匂いは他に類を見ないので、ぜひとも野田市を知らない人には体験してもらいたい。
醤油と言えば野田市が有名です。そんな野田市のお話。醤油って、何からできているか知っていますか?そう、大豆です。というわけで、野田市の醤油の"豆"知識、あなたもぜひ知ってください。
特に事件が起こるわけでもないのに引き込まれる文章でした。
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