登場時点の主人公の服装とキャッチコピーで、ある程度の可能性の予測はできる。それでも、しっかり魅せて、じんわりさせられるのは、さすがの構成と筆致。オトシマ氏、こういうの書かせたらホント得意ね。フォトジェニック。自分もよく使うけど、良い使い方を見せて頂きました!
初期の4000字版、最初に投稿された版、そして街コン用完成版。少しずつ描写が異なる三パターンすべて、拝読させていただきました。お互いに素の自分を見せられる相手、そんな二人だからこそ紡げる物語です。口とは裏腹に互いを想う心は本当に優しくて、こんな人がいてくれる二人が本当に羨ましいです。きっと最後まで、彼は幸せだったんだろうな。
何を書いてもネタバレになりそうなので、短いから読んでみてください
ずるいズルイ、こんなのずるい。涙が止まらなくなっちゃったじゃないの。人が溢れる街での、二人の物語。温かい気持ちをありがとう。
東京でデートする男女のお話。短すぎるよ、いろいろ短すぎるよぉ。。。という感想がまず最初に出ました。個人的に最後が素晴らしいと思います。彼女がまた写真のような表情を見せるときが来ますように……と思うのは野暮というものでしょう。彼女にとって、そして彼氏にとって、これは永遠のデートであると信じたいです。飛んでしまった部分の話も、後日譚も読んでみたいです(チラッ短いですが、良い作品です。どうぞ一読ください。
わずか2000文字の中に、二人の人生と絆とがにじみ出て、池袋の町並みに零れる光までもが脳裏に浮かびました。そして、主人公の決断とその行動に、涙が溢れてきます。(職場で泣きそうだぞ!どうしてくれる!w)それでも、決して湿っぽい話にならず、池袋の街で人が生きたそのことが、美しく息づいていく、後味の爽やかな物語です。主人公だけが知っている彼女の魅力が伝わる瞬間にグッときました。