誰か……教えて……
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(60文字)
分かんなくてイライラするけど、自力で意味を理解したときの感覚はそれを上回りました。スゲー面白い ホラー作品を見て思うのですが、悪いことしてないのに痛い目を見るのが理不尽すぎるのではないかと。これはホラーだけではありません。古くから伝わる昔話にも理不尽な話があります。浦島太郎です。主人公は何か悪いことをしましたか?!そんな罰を受けるほどの過ちをおかしてしまったのか!?私はそうは思わない!!ただ面白い話ではあったので3つ付けときました。
自分は鈍い方なのですぐには分かりませんでした。ヒントを知れば、なるほど!上手く構成されていると感じました。
夏の暑さが厳しくなるこの季節。 どうですか? あなたは一人でこれに乗れなくなるかも……
鏡を使った良作。多くは書かないけど…言いたくはなる。あなたは、どこで気づきましたか?僕は…。
最初にエレベーターが3階で止まっていた理由まで綺麗に計算されつくしています。誰がその階まで乗ったのか、もう答えはひとつですね。 意味怖は大好きなのでよく読みますが、その中でも自信を持っておすすめできます。 意味がわかった時に全てがつながるので、一種の爽快感さえありますね。
トリックよりも、シチュエーションに恐怖しました。よくできた怪談というか、短編ならではの鋭いホラーだと思います。
久々にぞわっとしました。スリルを求めている方にお勧めしたい作品です。
意味、分かった! そして怖かったです! 何かは、読めばわかります(丁寧にヒントもありますので、ご心配なく)ほんと、考えられていて、よく出来た短編ホラーでした。
あえて深く考えず、そのままの状態で読んでいてもぞっとする話なのですが、タイトル通りこの物語に隠された「意味」を知ると、今度は別の形でその恐ろしさが露わになる……。推理力も鍛えられる、見事な構成のホラー作品。なので詳細なネタバレは避けたいのですが、1つだけ言えるのは、たとえ意味が分かったとしても、どうする事も出来ないと言う事かもしれません……。
スマホで小説を読んでいたのですが、1回読んだ時には意味がわからず、画面を上へ下へとスクロールしながら、ヒントを探しました。そのスクロールがエレベーターの上昇下降のようで、意味がわかった時、思わずゾクゾクとしました。そういえば最近「小学8年生」という雑誌ができましたね。※角川じゃないですが。。
ホラーを普通に読み、ラストにうわっとなりました。が、さらに深く読むとその寒さにゾクゾクします。深く読まなくても十分怖いのに深く読んだらさらに怖いなんて、作者さんの罠にはまって泣きそうになります。考えても考えなくても怖いけれど、考えれば二倍以上怖くなる。鏡の前にたつときは気を付けます
――『五階』を表す文字と、『Error』を示す一文字――トリック(アイデア)を、どのように仕掛け、物語として完成させることができるのかが作品の良し悪しにかかわりますが、作者は見事にそれに応えてくれています。ちなみに、トリックはすぐにわかりましたが、作者の筆力のほうが勝り、結末へと導く技法は見事です。
これは面白い。小説を映像としてイメージすると謎が簡単に解けると思います。まあ、謎が解けても恐怖は残るでしょうが。
ボクの「恐怖スカウター」がError表示を起こしてました(謎)言葉を使ったトリック。好きな手法です❤
読み終えてタグを見てからもう一度読んでの感想でしたこれは怖いですね…なんだろう…ゾクゾクします
どうしても意味が分からなくて、読み返してしまいました。分かった時に思わず感動してしまいました……。とはいえ、それ抜きにしても後半の雰囲気はどことない異世界を漂わせる印象で、恐怖を駆り立てられました。
こういう文字の中に潜む謎を読み取り、事実を知るのは苦手なのですが……今回は薄々分かったような気がします。あくまでも気なので、もしかしたら外れてるかもしれませんが(笑)エレベーターという密室空間の中で起こった奇怪な現象。存在しない筈の階。そして鏡に映った自分……。謎が謎を呼び、あれこれと考えてしまう内に終わってしまう。なので何度も何度も読んで、あれこれか? いや、こっちか?と言った具合に思考が右へ左へと動いて結局迷子になってしまいました。読み応えのあるホラーミステリー小説でした。
エレベーターに乗ればもしかしたら考えてしまいそうな恐怖だと思いました。それをきちんと書けばこうなるのだと、思わされて感心して唸ってしまいました。