人を人たらしむるは何か。思想か、情操か、魂魄か。人の形に見える肉体があれば、人と呼び得るのか。人から何が欠ければ、その者は人でなくなるのか。幼いころ、魂を持たぬ存在「ニング」に襲われ、自…続きを読む
神が魂を下賜し、死者の復活が約束された世界。魂を失った『ニング』は罪人とされ、人間の社会で生きることを許されない。そんな『ニング』でありながら、同族を狩り続けるジュイキンが主人公の中華風ダークフ…続きを読む
藤節ですよ。 あのゾンビが日常的に生きる都市を描くことでカクヨムにネクロパンクという概念をもたらした名作インゴルヌカの作者である藤さんがまたも衝撃の一本を出してくれました。 今度の舞台は中華風…続きを読む
第一幕まで読了。 作者の方の前作『インゴルヌカ』とも共通していますが、独自の世界観・文化体系の作り込みが尋常でなく細やかです。そして「都市」の描き方もやはり白眉。暗黒街・媽京の妖しい情景描写が読…続きを読む
もっと見る